朝食は7時、
昼食は12時、
タ食は17時。
土日は16時過ぎに食べさせられてしまうので、
いくら動かないとはいえ夜中になるとおなかが減りました。
東京拘置所の食事は意外に水準が高く、
想像に反して満足のいくものでした。
もちろん家で食べるものとは比べられませんが、
味付けは標準的で栄養バランスにも配慮がなされていました。
まだ罪人ではありませんので主食は
米100%。
有罪が確定し刑が執行されてはじめて
米7割、麦3割
の混合飯になります。
ちなみにムショの食事をよく
「くさい飯」
と言いますが、
諸説あって今一つ語源がはっきりしません。
昔はトイレがくみ取り式だったため、
部屋の中がいつも臭く、
その横で食事せざるを得なかったため「臭い飯」とついたのだ、
とか、
昔の麦の混合飯が独特のにおいを発していたからだ、
という説もありますが、
とにかく現在はまったくそのようなことがなく、
往年の伝説ももはや遠い昔になりつつあります。