冷暖房について。
一般的にああいう施設には冷暖房などついていないのではないかと思われがちですが、
酷暑の夏は収容者はともかく管理する側の仕事が滞りますので、
エアコンはきちんと整備されていました。
各部屋にはついていませんが、
夏期は廊下にエアコンの冷気がガンガンに流れており、
換気窓から入ってくる冷気で夜も布団を掛けて寝るほど涼しいもので、
おかけで寝苦しい夜を体験せずにすみました。
日記をひもとくと平成18年の8月は記録的な猛暑で、
日中の気温40度超えが3日も続いたとありますが、
部屋の中は寒いくらいで外界の暑さとは無縁の世界でした。
ただこれは最新鋭の東京拘置所なればこそで、
古い拘置所にはこのような設備はありません。