本日、都内の献血ルームで
102回目の献血を血漿献血で行いました。
100回目は年度初めに終わっています。
100回献血をすると、日本赤十字社のウェブサイトにも書かれている通り、金色有功章の贈呈があるはずです。
70回目でもらえた銀色有功章のバージョンアップですね。
しかし、
まだ金色有功章は届いていません、、、
ほかの方の例によると、概ね半年後に来るようなので、気長に待つことにします。
さて、最近、「新型コロナワクチンについて」(厚生労働省)、接種状況がメディアでも盛んに報じられるようになりました。
一日当たりの接種件数も増えてきて、自治体によっては高齢者でない方に前倒し接種も行われるようになったとか。
ブログ主の居住する都内自治体でも、予定より若干早まりそうとのことで、接種券が届くのを心待ちにしています。
献血ルームでも、新型コロナウイルスの検査結果や体温測定に加えて、
新型コロナワクチンの接種の有無
についても聞かれるようになりました。
厚生労働省の新型コロナワクチンQ&A「ワクチン接種後に献血をしても問題ないでしょうか。」に書かれている通り、
「献血は、新型コロナワクチンの接種から48時間が経過した後にお願いします。」
となっています。
これは、日本赤十字社の2021年4月28日発表資料「【令和3年5月14日から適用開始】 新型コロナウイルスワクチンを接種された方の献血受入れについて」にも書かれている通りです。
「以下のとおり決定されました」と書かれていますが、その「決定」とは、令和3年4月28日付けの厚生労働省医薬・生活衛生局長通知「「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律第 25 条に基づく 健康診断並びに生物由来原料基準第2の1(1)及び2(1)に規 定する問診等について」の一部改正について」です。
この通知で、献血者への予防接種に関する問診項目に「RNA ワクチン(新型コロナウイルス等)接種後 48 時間を経過していること」が追記され、5月14日から適用されることになりました。
この「決定」は、令和3年4月26日(月)に開催された、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会令和3年度第1回安全技術調査会の審議結果に基づいています。
この調査会は血液製剤に関する安全性の確保対策に関する諸事項を調査・審議することを目的として設置されており、この日に提示された「資料1:新型コロナウイルス感染症に係る対応(案)」において、新型コロナウイルスのワクチン接種者の採血制限が取り上げられました。
それによると、厚生労働科学研究班(「安全な血液製剤の安定供給に資する適切な採血事業体制の構築に関する研究」)から、以下の見解が示されました。
・現在、本邦で接種が行われているmRNAワクチンについては、血液製剤の安全性の観点からは、不活化ワクチンと同様に整理することが可能と考えられる。
・献血者の安全確保の観点から、接種後1週間以内、少なくとも接種後の発熱等が多く認められている接種後48時間は、採血を見合わ せることが適切であるとの意見が多かった。
・インフルエンザワクチン等の不活化ワクチンについては、血中に病原体が存在する危険性はないと考えられるものの、献血者の体調を考慮し、接種後24時間の採血制限を設けている。
これらの見解から、接種後48時間以内は献血できないとする【案1】と、接種後24時間以内は献血できないとする【案2】が示されました。
当日の議事録を見ると、接種後の副反応のピークの出方から、【案1】を軸に議論が行われ、【案1】に決定したようです。
この厚生労働省の局長通知によって、
新型コロナワクチンを加えた、予防接種に関する問診項目
は、この通知の別紙に、以下のように書かれています。
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エ ワクチン等の接種状況
ワクチン等の接種状況を確認し、以下の全てを満たすことを確認するこ と。
一 不活化ワクチン(インフルエンザ、日本脳炎、コレラ、肺炎球菌、 百日咳、A 型肝炎、狂犬病等)接種後 24 時間を経過していること
二 RNAワクチン(新型コロナウイルス等)接種後 48 時間を経過していること
三 弱毒生ワクチン(黄熱、麻疹、ポリオ、おたふくかぜ、風疹、水痘、 BCG 等)接種後4週間を経過していること
四 抗血清(破傷風、蛇毒、ジフテリア等)接種後3月を経過していること
五 B型肝炎ワクチン接種後2週間を経過していること
六 咬傷後の狂犬病ワクチン接種後1年を経過していること
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インフルエンザワクチンは接種後24時間経過後になります。
その他のワクチンや抗血清の接種も含めて、この基準で判断されます。
献血に行く時は正確に申告しましょう。
・・・とはいっても、ブログ主は、いつ接種できるかの見通しが、まだ立っていないのですが・・・