前回書いた通り、派遣先のクリスマス休暇を利用して、家族で南仏ニースに行ってきました。

 

ニースの良い所は、パリよりも暖かいことはもちろん、

日の出と日の入りの時間が日本よりリーズナブル

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日の出
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日の入り
なので、写真を撮りに行き易いことですね。

 

 

さて、前回ので大体ニースでの予定が終わったので、後はゆっくりするばかり、と思っていたら、

妻の意向によりニース周辺にも行くことに。

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このような時刻表がNice Ville駅のラックに置いてあります。

 

 

ニースの東に20分でモナコ、西に40分でカンヌに着きますが、大体電車は30分に1本です。

 

 

あらかじめ乗る電車の狙いを付けて行った方が良いと思います。

 

 

また、TGVは一階席なのですが、この急行(TER)は二階席です。

 

 

当然、景色を見るには二階に上がった方が良いです。
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パリのRERと違って席はフカフカでスペースもあり、座り心地はよいです。

 

 

しかし、二階に上がるための階段が狭いです。

 

 

乗る前に、一旦娘を乳母車から降ろして抱っこ紐で抱えておく必要があります。

 

 

さて、我が一家は無事に

カンヌに着きました。

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カンヌ映画祭が開かれる国際会議場と、
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車道側にある映画スターの手形を見たら、直ちに昼食を調達して、

モナコに到着です。

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トンネルにあるエレベータを使って、Casino de Monte-Carloの裏の展望台に向かいました。
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カジノの表側に回り込み、
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私は娘の面倒を見つつ、妻が内部に潜入して写真を撮ってきました。
18歳未満は立ち入り禁止で、パスポートを持っていないと入場できません。

 

 

坂を降りて港に戻った後、逆側の山の上にある王宮を目指して、

ひたすら長い階段上の坂道を、乳母車を押して登ります。

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ようやく王宮前に到着。冬場は閉まっているので内部は見学できません。
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山の上の景色を楽しんだ後、グレース・ケリー公妃の眠る大聖堂と、
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海洋博物館の売店を覗いて、降りてきました。

 

 

最後に港のMarché de Noël(クリスマス市)を冷やかして、TERに乗車。

 

 

結局、一日がかりでしたが、無事カンヌとモナコを回ることができました。

 

 

妻が持っている万歩計によると、

モナコでは約9km歩いた

ようで、さすがに足に来ていました。

 

 

娘はもう歩けるのですが、はぐれず無事に歩ける平らなところは限られています。

 

 

ずっと乳母車で退屈してたようで、海洋博物館でフグの人形を買ってあげました。

 

 

ようやく全日程が終了し、大晦日前にパリに戻ることに。

TGVは行きと帰りでコースが違う

ようで、行きは見られなかったMontagne Sainte-Victoire(サント・ビクトワール山)らしき山の横を駆け抜けていきました。
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そしてやっぱり、こちらのコースでも風力発電所がTGV沿線に建てられていました。
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なお、今回の旅行では、

TGVの行きも帰りも一等車

を取りました。

 

 

子供料金を取られるのは4歳からです。

 

 

しかし、歩けて自己主張もできる子供がいるなら、その子の分の料金を払うつもりで、広めの席を確保した方が良いと思います。
TGVはThalysと違い、一等車でも飲み物・食べ物が有料ですが、二等車との料金の差は僅かです。

 

 

娘は、持ってきた人形や本で遊びながら、時には昼寝もして、五時間半持ってくれました。

 

 

ただ、冷たい食べ物が口に合わないようで、私がサンドイッチの具を分けても全然食べてくれません。

 

 

レストランで食事するとき、親のをシェアする作戦を取りましたが、結局パンとケバブ位しか食べてくれませんでした。

 

 

野菜不足を心配したのですが、帰宅後、妻が作ったラタトゥイユ(の具)を、凄い勢いで平らげたので、一安心したところです。