店内装は、ヨーロッパのミッドセンチュリーインテリア・ファニチャーを使用して、ポップな雰囲気をかもし出していたように思う。
ロンドン滞在中に色んな伝手を使って、イギリス人のアンティックディーラーをともなって、イギリスもの、イタリアもの、フランスもの、北欧ものをかき集めた。
深い緑に包まれた代官山同潤会アパート周辺の環境が、ロンドンの町並みの雰囲気と匂いに憧れ、イギリスブランドを中心に扱う私には抜群の相性であった。
満を持してオープンさせたこだわりが、当時は満足するものであったが、古き良き同潤会の建物と緑がなくなり、再開発事業により新しい都市空間が2000年に誕生してからは、私の思惑からは大きく外れてしまい、今日に至る。
オープンさせた当時の代官山のショップは、某会社のご覧のようなイエローのソファの撮影に利用されるほど、粋な空間を演出していたように思う。
cheers
