晩ご飯の機内食も終わり、到着前の身支度も落ち着いた頃、何度か使用していた化粧室にさり気なく置かれていた紙コップに飾られた紙で出来た香りの花。
カードに手書きのことばも添えられていて、パリのお店で売っているのかと思い、気になったのでCAの人に聞いてみた。
実は香りは以前機内で販売していたものらしいが、デコレーションは同僚のCAさんの手作りとのこと。
ちょっとしたさり気ない気配りに気がつく人、つかない人、その後、声を出す人、出さない人はひとそれぞれ。
他の人のことはもちろん分からないが、ヨーロッパ人から学んだコミュニケーション力はこういう時にもいかされる。
驚いたことに作成したCAのNさん、わざわざ私の席まで香り付きの紙で作った同じもの3つもカードを添えて届けてくれて、美しい笑顔で説明までしてくれた。

到着1時間をきり疲れているはずなのに、彼女のさり気ない優しいおもてなしに随分とこころが温まった。
今回のパリ滞在もきっと良いことがありそうな予感が、、、、、
彼女ほどきれいに花は開けなかったが、5日間の滞在中、この香りに癒されるはずだ。

またいつか、ANAのフライトでお目にかかれる日を楽しみにしています。
あ・り・が・と・う