いつもベルリンまでこのBMIの午後2時40分発のフライトに搭乗するが、今回は知り合いのイギリス人ファッション人間に会う事なく静かに離陸。
1時間45分ほどのフライトで無事にベルリンに到着。
タクシーに乗り予約していたホテルに向かいチェックインだが、長旅の後半戦に入り、出来ればゆっくりとバスタブに浸かり疲れを癒したい心境。
バスタブ付きの部屋をリクエストしていたが、残念ながらあいにくシャワーのみとの事でがっくり。
だったが、対応してくれたフロントの男性スタッフが気を利かしてくれて、何とバスタブ付き、更にミニキッチン付きの2ルームある部屋にアップグレードしてくれて、内心思わず万歳したくなるほどの喜びよう。
カードキーを受け取り、いざ大荷物を抱えて部屋へと思うが、フロントマンの説明だとどうもここは通常のホテルの部屋とは入口とフロアが違い、複雑な迷路らしく部屋まで若い女性スタッフが案内してくれることとなったが、何と彼女も迷路に困惑、途中で行き方が分からなくなり、ふたりで一瞬迷子となってしまう。
エレベーターで何度も行き来するが、もらった部屋番号のフロアにたどり着けない。
こんな状況でも日本のような重苦しい空気感にはならず、ホテルのサービス対応として良いか悪いかは別として、若い女性スタッフのスマイル対応だと文句も言えなくなる。
2個の大荷物をカートに乗せて移動している為、途中からは彼女がひとりで部屋を探しまわるが、たどり着けないほど構造が複雑なのか?????
やっと予約されていた部屋番号を見つけて彼女が戻って来る。
お礼を言って部屋のドアを開けた瞬間、その大きさとクゥオリティに思わずにんまり。
3泊の短い滞在だが今回の旅の最終目的地で、そろそろ疲れも出始めている事を考えれば、嬉しい限りだ。
ましてや、アパートメントタイプでほとんどひとに会う事がなさそうな環境は幸運である。
広くて大きなバスタブにお湯をため、持参している入浴剤を入れ、一息付いた後に思わずベッドの上で大の字になり、改めてこの部屋に大満足&自分の好運さを改めて感じる。
キッチン付きなので近所のスーパーに出掛けて食材を買って来て、今晩は寂しいひとり晩ご飯となるが、ここベルリンも初夏の陽気で夜風が気持ち良く最初の1杯めのドイツビールがのど越し良く旨い。
インターネットのアクセススピードも問題なく、別に5☆のホテルに泊まっているわけではないが、私に取っては環境はすべてにおいてAランクのエグゼクティブで、明日からの展示会に向けて体調維持のため早めのご就寝となる。
翌朝は近所のカフェでサンドイッチとカフェオレで朝食を済ませ、地下鉄に乗って3駅先のBread& Butterの展示会場に向かい、まずは2012春夏コレクションの初お目見えとなるmelissa スタンドに直行。

5月にブラジルで見て以来改めてブースにディスプレイされた2012年春夏コレクションは、壁に貼られたデザイナーロゴのゴールドカラーが新鮮だ。

外は思いっきりの夏空で蒼さがまぶしい。

cheers