Le Connétable Restaurant in Paris | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~

東京を発ってからこのまま行くと3週間まったく休みなしのハードスケジュールで、今回はロンドン、ベルリン、パリと極寒の中を旅して来たわけですが、私にとっての至福の時間とは、おそらくこういったことを言うのだろう。

海外でのこれまでの経験から培った数多くの交遊関係は、当然日本のガイドブックなどには紹介されていない普通では困難な現地のローカルな場所への立ち入りも現実化し、海外に居る事を実感させてくれる。

その場所には日本では決して得られない独特の空気感が存在していて、感性に刺激を与え、そして感性を磨く事を可能にしてくれる。

どのように行動するかは人の勝手ではあるが、折角のチャンスはやはり有効に吸収したい。

日本に居る環境をそのまま海外に持って来て、複数で行動している人たちも多く見かけるが、それではいつまで経っても島国日本人であり続ける。

極力日本人とは接触しない環境を意識してはいるが、最近はそれも難しくなって来てはいる。

余談が長くなってしまったが、TOYOでのご馳走の後、表に出ると一段と冷え込んで、からだが一瞬縮こまる。

タクシーに乗り込み、向かった場所はゲイの宝庫?、マレにあるレストラン&バー Le Connétable はウィークデーだというのにローカルなフランス人の活気が店内に充満している。

1階のバーでまずは4人で再度レッドワインで乾杯。

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2階のレストランはほぼ時間的に終了、わずかに残っている一組のグールプだけだったので、サラがピアノで2曲自分の為に弾いてくれる。

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階段で静かにしていたブラックテリア?の写真も彼、彼女の許可なく勝手に撮らせてもらう。

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24時半を回り、地下鉄の終電に乗り遅れそうで急ぐが、結局乗り遅れてしまい、冷え込んだ中、通りでタクシーを拾おうとするがなかなか来ない。

誰にでも存在するラッキー&アンラッキー、ホテルの部屋まで今晩の余韻をお持ち帰りして、パリ最後の夜も終わりを迎える。

目が覚めた翌朝は苦手な帰国準備が待っている。

寒さが結構堪えたヨーロッパ滞在ではあったが、またひとつ記憶に残る貴重な体験と交遊が気持ちを後押ししてくれる。

cheers