3週間ぶりに訪れたパリは、9月に訪れた時の夏の名残りを感じる温もりから一転、すでに満開の秋の気配到来。
ほぼ定刻に到着して、簡単に預けていた荷物をピックアップして、タクシーに乗りホテルへ向かう。
運良く、チャイニーズのドライバーで遠回りされる事はなく、安心して乗車。
親切そうなドライバーのお陰で、時々発生する不愉快さもなく、30分ほどで今回初めて滞在するホテルに到着。
この季節が一番パリらしいエレガンスさを感じられ、街並の雰囲気はTres bien/トレビアン。
渡された部屋の鍵で中に入るが、新しく内装をしたようで、まだかすかにペンキのニオイがするが、日本人には出逢わないエリアなので快適な1週間が過ごせそうだ。
キッチン付きの希望通りの部屋に満足してシャワーを浴びた後、散歩がてら近所のスーパーマーケットで食材を買い求めに出かける。
明日から始まるTRANOI/トラノイ展示会のことを考えると、おとなしく部屋でパリの夜長をゆっくり過ごすのがベストのはずだが、フランス人の友人のリクエストでいつも行列している人気のうどん屋に行くが、ここでロンドンのシューズブランドのオーナーMIC/ミックたちに偶然会う。
彼らもイギリス人の友人NICK/ニックがオーガナイズする展示会 rendez-vous/ ラン デブーに出展するため、ロンドンから昨日から来ているが、毎回、彼らとは当然というか?偶然というか?とにかくよく会う。
片言の日本語を話すミックは親日家で、いつもイギリス人らしい紳士的?でソフトな語りに、お得意な冗談を混ぜながら笑わせてくれる。
わずかな時間だが、疲れていてもテンションがあうヨーロッパ人との時間の共有は、日頃のフラストレーションを忘れさせてくれる。
明日から忙しい4日間が想像されるが、ひと時の息抜きが気持ちを前に押してくれる。
帰り道、耳に聞こえてくるフランス語は街並以上にオシャレかも、、、、、
merci & au revoir