1日の朝、年中行事化し、皆さんにもすっかりお馴染みとなった私の海外出張による成田空港行きは、以前にもまして、超ウルトラ級。
11時25分発のANA205便に搭乗するにもかかわらず、家を出たのが9時15分と一般的に何が起こる分かりませんからと航空会社や旅行代理店がお勧めする搭乗2時間前に空港到着している時間にのんびりと家を出発する余裕?
望んでそうした訳ではなく、出来ればもう少し早くと思い、気合いを入れて準備に取りかかったが、朝の時間経過は皆さまもご存知な様に驚くほど早い。
経験分だけ、普通の人よりは慣れはあるが、自分でも焦りの色は濃く、目黒インターから首都高速に乗るが、天現寺から一の橋まで渋滞2キロとの表示にあきらかに焦りの色?
小雨模様で月頭、当然渋滞は想像出来たはずなのに、気が進まない旅の支度にこのような出発状況となってしまい心中、己に反省を促す。
紳士的な対応ではないが、今日はやむを得ず空いている左斜線の池袋方面で進行して行き、途中から右斜線の銀座方面に割り込む作戦で行くしかない。
ここでもうひとつ問題があるが、私の車は左ハンドルで割り込むタイミングに苦労する。
自分に似た意地悪な性格のドライバーだとなかなか入れてくれなかったりするわけで、改めて日頃の行いの重要性を実感させられる。
何とかこの渋滞を乗り切り、芝公園を過ぎて浜崎橋からレインボーブリッジにかかる頃から、スームースな進行になり、ひたすら制限時速を気にしつつ、気持ちがアクセルを踏ませ、出来る限り加速して、ひたすら空港を目指す。
関東自動車道で時々見かける覆面パトカーのスピード違反取り締まりには、今日はやっかいになりたくない。
すっかり覚えたスピード超過取り締まり自動感知機&カメラの位置は把握出来ているから減速すればいいだけで問題はないが、国産大型車でいかつい男?ふたりが乗っている車は要注意でバックミラー&サイドミラーで確認を怠らず、目指すは成田。
だったら、せめて30分早く家を出ればと常識ある方には呆れられるかもしれないが、それが出来れば苦労はしないのです。
こんな私でもバカンス気分で行けるのなら、気合いの入ったノリノリのツーリスト気分当たり前の搭乗3時間前に空港到着でも、きっと苦にはならないはず。
度重なる旅の連続で、また12時間のフライトかと思うと、まったく気合いが入らないのでした。
最後に残されたせめて心の慰めとして、自分には選択肢がないなりにクルーの人の容姿&笑顔、そして隣のシートに座る人が12時間のロングフライトのキーポイントとなるのでした。
勝手な想像と期待が見事に外れた時には余計長く感じてしまう、長年のこれまでの経験が実証するのでした。
小さなことに勝手にこだわり、好き勝手言いたいことを書かせてもらっていたら、パリ行きの搭乗がそろそろ始まるアナウンスです。
続きは、狭い機内から気分が乗ればお届けする予定です。
Have a nice flight.
cheers