Martielo Toledo | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~


早いもので振り返れば、2005年の6月13日に初めてブラジルの土を踏んでから2年になろうとしている。

イギリス、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポルトガル、デンマーク、ベルギー、スウェーデンのヨーロッパは四半世紀/25年の歴史のなかで自分の庭?のように旅慣れている国々だけれども、さすがに南米ブラジル行きを決めた時は、情けない話、内心ナーバスになっていたのを苦笑いで思い出します。

まずは、ブラジル入国にはビザが必要で五反田のブラジル領事館に申請、,無事に取得後、今は日本に就航していないブラジルのヴァリグ航空の予約で芝公園のオフィースに出向くが、とにかく混んでいてシートの予約もままならず、ヨーロッパ行きで乗り馴れている全日空の待遇と乗り心地とはいかず、成田夜の19時発で10時間半のフライトでロスに到着、アメリカンスタイルの厳重なセキュリティーチェックを初体験、約2時間のトランジット後、サンパウロに向けて12時間のフライトですが、満席のぎゅうぎゅう詰めの狭い機内で特別やることもなく、かといって眠れる環境でもなく、すでに疲れはピークと情けない気持ちでこんなはずじゃなかったと若干後悔の念にいい年をしてまったく持って情けない自分に呆れたものです。

それでも、なんとか現地時間朝の8時にサンパウロに到着、すでに丸1日/25時間が経過していて、ほぼ徹夜、やっとブラジルだと幾分、気持ちも前向きに最後のリオ行きのフライトを待つが、たった45分のフライトなのにサービス精神が旺盛な?海外航空会社はゲートすら、はっきり提示せず、トランジット1時間の予定が2時間も待たせたあげく、ゲート変更のアナウンスもなしで、最初のゲートで待てど暮らせどまったく搭乗のアナウンスがないから、スタッフに聞くとゲート変更が行われているとの返答に体力的には余力などなく、文句もいう気力もなく、とにかく搭乗してリオに着けばいいけれど、迷子になるとはこれまた情けない。

ゲート前の待ち時間で朝日を浴びて、気持ちを持ち直し、最後のリオ行きのフライトになんとか搭乗して約28時間半の長旅フライトは終了したのです。

ここからは、現金なもので税関通過後は元気満々、迎えに来ていたドライバーにもすぐ会えたし、同乗するブラジル人女性2人と片言英語でコミュニケーションで南米ラテンの国ブラジルだと開放気分ルンルンでホテルまで送ってもらう。

午前中の到着だったから、ホテルの部屋はまだ用意がされていないから、2時間ほど待ってくれとの返答に
ルンルン気分も一気に急降下。

こんなに疲れているのにロビーで時間を潰さなくてはならず、日本では我がまま言い放題?で融通が利く便利さを求めてもここはブラジル可能性が低いのは当たり前。

改めて海外の厳しさを痛感させられる。

2年前の記憶も大したもので、それほどインパクトがあり、思い出に残ったブラジル。

滞在中、デザイナーMartielo Toledo/マルチェロ・トレドが住む、リオからフライトで1時間のベロオリゾンテまで出掛けたことが一番の思い出。

過去に滞在の様子を色々書いたけれど、もう一度お届けしましょう。

最後の夜に、日本レストランに連れて行ってくれて、マルティエロの友人たちとのひととき写真。



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彼は基本的に仕事上はマスクマンとして素顔を明かさないから、レストランで撮った素顔の写真はNG、公開出来ずに残念ですが、友人3人、フロントはビジネスパートナー、メガネをかけた優男は男優、後ろに立っているのは医者とそれぞれ職業は違うけれど、全員心豊かなやさしさがあり、Martieloのスタッフを着て個性的な雰囲気があってオシャレです。

明日は、おそらくブラジルでベスト10には入るだろうこれぞまさにオリジナリティーの元祖と呼ぶにふさわしい、ブラジル人ファッションデザイナーMartielo Toledo/ マルテェロ・トレド久々の登場です。


Have a nice weekend.