UKファッションをこよなく愛し続けて、85年のオープンからReady Steady Go!が携わったUKレーベルを振り返ると、いの一番に出て来るのは、The Duffer of St George/ダッファー・オブ・セント・ジョージ。
そして、Joe Casely-Hayford、BOX FRESH,BURRO,Nigel Hall、Fred Bare、Ian Batten、HOPE & GLORY、Hackett、UK TODAY、JOHN MOORE、Patric Cox、Trickers、PPQ、Hussein Chalayan、MERC、FRED PERRY、LONSDALE、Cavern、Bensharman、Hilditch& Key、HUDSON、George Cox、LOAF、RAP、ALFRED SERGENT、LOAKE、DR MARTENS、JOHN SMEDLEY、JAS MB、SQUIRE、、、、、、、、
すぐに思い出せないブランドもある事情から載せられないブランドも、いくつかは、、、、、、、
今のように情報が多くなく、遠い遠いヨーロッパブランドが珍しかった当時は、まだまだ、日本人がUKファッションに飢えていて、すべてが新鮮でクールで超美味に感じられたものです。
だから、ワンブランド1点1点に愛着が生まれ、先駆けて日本に紹介してファッションシーンに広めていったわけで、大事に取り扱ったことが思い出されます。
出逢った人も数知れず、盗み学んだこともからだの奥深くに染み込んで、後藤田のからだの中に半分はイギリス人スピリッツの血が流れているとイギリス人ファッション人間からいわれる所以です。
そして、今日ご紹介するのは,1937年イギリスのマンチェスターで誕生したBARACUTA/バラクータ、今年で70周年のアニバーサリー。
この70周年を記念して、スペシャル限定アイテムとして50年代、60年代、ハリウッドスターに愛されたG9 Harrington Jacket/ハーリントンジャケット
アメリカ&日本読みはスウィングトップが世界で限定3カラー/ダークネイビー、タン、ナチュラル各色70枚のみ販売されていますが、今月英国からジェット気流に乗って、ロンドンのヒースロー空港から、Ready Steady Go!に到着。
BARACUTA/バラクータの70周年記念として、G9ハーリントンジャケットをこよなく愛したスティーブ・マックイーン、フランク・シナトラ、エルビス・プレスリーの3人のイメージのボックスケースに裏地のタータンチェックにそれぞれのメッセージ付きを70周年にちなんで世界で各70枚づつの限定品です。
パターンは昔のスリムフィットタイプで表のサイドにはユニオンジャックのクロスレーベルが付いています。
60年代、ハリウッドスターにこよなく愛されたG9をシナトラは66年の映画クィーンメリー号の襲撃で着ていました。
マックィーンは68年の映画華麗なる賭けのポスターでG9を着ています。
プレスリーも、58年映画KING CREOLE/キング・クレオールで着ていました。
本場英国では、サッカーワールドカップのイングランド代表チームのレインコートを作ったり、70年代、80年代、デビッドボーイ、イギーポップなどが着用、81年には、ロンドンのTIMES SQUAREのライブのクラッシュをはじめ、多くのミュージシャンが着ていました。
通常のG9モデルは数多く販売されていますが、お・そ・ら・く THE 70th ANNIVESARYのこのG9は、日本ではReday Steady Go!だけだと思います。
OR ありますように!
1970年代、英国でモッズ、パンク、スカファッションの若者に支持されたBARACUTA/バラクータ G9は、当時のかっこよさが今でも変わらず、UKファッションイズムを感じさせてくれます。
WE LOVE BARACUTA / G9.
最後にとっておきのお披露目として、通常、無地のブラック、ネイビー、タン、ナチュラル、スカイブルー、レッド、バーガンディー、グリーン、イエローなどの色目ですが、後藤田が持っているのは、偶然ロンドンのありふれたショップで売れ残りの中から、嗅覚をフルに発揮して見つけた、最近愛して止まないブラジリアンファッション&フラッグカラーのグリーン&イエローのツートンカラーのG9を、いつもの人とは違うことにこだわる後藤田イズム満開で自慢ポーズでお別れです。
All the best.