Sitges in Spain | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


午前中にホテルをチックアウト後、カフェで仕事の残務を終わらせ、トラベルインフォメーションでSigtes/シッチェスの行き方を聞いて、Passeing de Gracia駅から12:48発の電車に乗り、シッチェスに向かいます。

シッチェスはバルセロナから南に電車で30分ほどで気軽に行けるビーチでバルセロナのブルジョアたちの別荘地ともいわれ、海辺のリゾート地でヨーロッパ各国のお金持ちも移住して、彼らが興味と関心がある芸術が盛んになり、金持ちをパトロンとした若い芸術家たちが集い、ひとつの文化が出来上がったそうです。

ありがちな話で芸術家たちにはゲイのひとが多く、ここシッチェスは芸&ゲイの町として有名です。

金持ちばかりが、集まることが原因かどうかは、定かでないけれどスペインの人口1万5千人くらいの人口にしては異常に物価が高いそうです。

夏のシーズンには、ビーチに大勢の観光客が押し寄せて来るそうでビーチ沿いのホテル&レストランは色カラフルに特に大人気で夏のイビサ島でもそうなようにスペイン人独特のオールナイト宴が延々と続くそうです。

2月にもカーニバルが行われ、女装した男/ドラッグクィーンの美しさを一目見ようと大勢のひとがやって来ます。

なぜ今回、シッチェスに来たかというと、以前カスタードというブランドをロンドンでやっていたピーター&スー夫妻が住んでいて、久しぶりに会いに来たのです。

ピーターは昨年、心臓病を患い、療養の意味も含めて14歳の息子と5歳の娘の4人家族でここシッチェスに暮らし始め、ファッションのお店をメインストリートに構えています。

空気と料理が美味しいここシッチェスに暮らし始めてピーターも大分回復したそうで、今は薬を飲みながらですが、元気に生活しています。

まずは、長閑な田舎の町のSitges/シッチェス駅のプラットホームに降り立った時の一枚。
電車は2階建てのコーチ&シート配列でおしゃれなデザインでした。

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Sitges駅の真っ赤なサイン

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表から撮った駅の建物

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駅からビーチまで歩いて10分ぐらいの途中に見つけた古びた感じがいかにもかわいいバーバーショップ/床屋さん

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いかにもスペインの裏路地といった町の雰囲気を1枚

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その通りのある建物のガラス窓に張ってあったDrag Queen/ ドラッグクィーンの美しきお姉さま方おふたりのポスター

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たどり着いたビーチは、午後13時40分頃で陽射しがやたらとまぶしい小春日和な午後でのんびりと散歩です。

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ビーチ沿いに数多くあるレストランはどこも混んでいて、歩いて歩いて外れのこじんまりしたタパスレストラン

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外のテーブル席風景

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2時間ほどレストランで雑談後、車で20分ほどの山の中に住むピーターの友達のイギリスファミリーの家を訪れる。

空気が美味しい山の中にだだっ広い一軒家に到着すると2匹のシェパード犬が吠えまくりお出迎え。

家にはプールもあり、金持ちそのもの。

昔のヨーロッパのテーブルフットボールゲームをやることになり、ここのご主人様と私後藤田/イギリス&ジャパンチーム対ピーター&クリスの中年親父ユニオンジャックチーム。

ハンドルがヨーロッパタイプだから、左利き用で右利きの後藤田には最初、使いずらかったけれど、さすがご主人様慣れていてポイントを重ね、5対2で完勝。

ミスするたびにジャパニーズとの非難の声にも負けず、最後の5点目は私が意地のゴールでクリスくんに対しざまあ見ろと得意な顔で自慢してやる。

ばつぐんの眺めを前に雑談して日当りが良いソファではネコがお昼寝と何とも羨ましい環境でまた、合いましょうで17時を回ったところで、そろそろ飛行機の時間です。

車で駅まで送ってもらい、再会を約束してハグでお元気でお別れです。

20時55分発の飛行機の時間が少し気になり、内心ちょっぴりナーバスな2人でした。

これから電車でバルセロナに戻り、地下鉄でホテルに預けていた荷物をピックアップ、また、地下鉄に乗り、空港行きのバス乗り場まで急がなくては、、、、、、、、、

最後にほんのちょっぴり、気分転換が出来て、短いスペイン滞在もほぼ終了です。

Gracias&Adios.