Hotel Unique in Sao Paulo | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~


仕事がほとんどとはいえ、トラベリングで訪れたヨーロッパ都市で滞在したホテルは数知れず。

その時々、色んな条件下、ホテルランクもひとつ星/ ★から五つ星/ ★★★★★まで随分と楽しんだものです。

当然、展示会時期などどのホテルも空室はなく、通常より値段もアップするシステムがほとんどで予約なしで訪れることはほとんど出来ないし、リスキー。

しかしながら、予約していてもオーバーブッキング等の何かの手違いで部屋がリザーブされてなかったことも何度か体験。

東京から10数時間のフライト後、疲れた身体でホテル到着後、このアクシデントほど過酷なものはなく、当然、文句は伝えるが部屋がないモノはない。

サマーシーズンならまだしも、ウインターシーズンは寒くて暗くてすぐにでも温かいお風呂に浸かってリラックスしたい気持ちにその後のホテル探しの1時間あまりの時間がフライト以上に過酷に感じられるのです。

こういう時の外国人の対応は至ってシンプルでソーリーのひとことで片付けられる。

もちろん★★★★★スターホテルだとそんなことはまず起こらないだろうが、★★★スターホテル以下だとかなりの確率でこのようなアクシデントが好もうが好まなかろうが必ず、発生するのです。

日本だとホテル側は平誤りで、ホテル側が何とか他のホテルの部屋探しをしてくれるはずだが、海外だと余程、日本人愛好家?の親切なお人好しでない限り、彼ら特有の言い訳というか、個性的なサービス精神にのっとったヨーロッパ文化のあなたの予約は私が担当したのではない、又は、なぜそうなったかは私には分からないごめんなさいの簡単な言葉で彼らは一件落着にしてしまう。

思い返せば、どの都市のどのホテルの滞在も今となれば懐かしく感じるし、オーバーブッキング後も結果的には野宿ではなく、どこかに部屋を見つけたわけでアクシデントもそれはそれとして消化して行っているのです。


豆電球ほどの明かりでベッドひとつのみでどこにもほとんどスペースがない、どこか酸っぱいニオイがしみついている2、3千円ほどの部屋も1泊だけならとにかく明日は来るで寝れるだけでも幸せの心境も体験済み。

展示会中で街中にホテルが取れず、知り合いのイタリア人に予約を頼んだところ、そんなに遠くないの説明も高速道路でどこまでも走る車にえっと思いつつ、30分ほどで着いたホテルは日本の環境だとラブホテルがありそうな立地で部屋の窓にはなぜか鉄格子があり、電球は昔の赤線にあった客引き部屋のような赤い暗い電球1っこ。


お腹が空いたので近くにあった1件のレストランはなぜか男のひとり客ばかり、理由は場所柄みんなトラックの運転手が晩ご飯を食べているのでした。

限られたメニューとワインだったけれど、それなりに美味しいローカルイタリアンをどれだけ食べて飲んでも2千円くらいだった記憶で単純だから、これも良し。

翌日、目覚めて窓を開けると昨晩は暗くて気が付かなかったが、周りは田んぼのみの牧歌的環境に空気が美味で昨日の文句も消滅なんてことも。


ひとつ★ホテルはこのくらいでそろそろ★★★★★ホテルのエグゼクティブ経験は、過去にご紹介したロンドンのSanderson Hotel/サンダーソン、ローマの HOTEL EDEN / エデン、バルセロナのHOTEL ARTS / アーツ、ポルトガル/ CASCAISのALBATROZ/ アルバトロスなど、、、、、、、、、、、、


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機会があればこれからも泊まってみたいお気に入りのホテルです。

     
本日の締めくくりとして、過去訪れたブラジルサンパウロに出現したHOTEL Unique / ホテルユニークは、外観だけでなく、ロービーのデザイン&インテリアがおしゃれで天井高く並べられた色とりどりのボトル棚と本棚が特に印象強く、サンパウロのホテルには必需アイテムの屋外スイミングプールは真っ赤な照明でライトアップされ、プールの水はレッドワインカラーに染まり、プールサイドから見えるサンパウロ街の夜景も最高に素敵な、今度、必ず泊まってみたいホテルナンバーワンをご紹介して、今晩はそろそろおやすみなさい。