LONDON EYE | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~


ワールドカップが開催しましたから、あえて話題を変えてサッカーからロンドンらしい LONDON EYE と言っても Ready Steady Go ! がこの4月に主催した合同展示会ではなく、本家本元の観覧車についてです。

早いもので、ミレニアム記念で2000年1月1日のオープンからもう丸6年になります。

東京からのフライトでいつもランディング間近になるとテムズ川沿いのドームとロンドンアイがやけに目につき、古めいたロンドンの伝統的な街なみにもしかするとマッチしていない気もしてしまうモダンな建築物ですが、なぜかこの世界一大きい観覧車 LONDON EYE がネーミングも含めてかなりのお気に入りなんです。

その個性あるルックスは高さだけでなく、360度のパノラマビューを可能にするガラス張りのカプセルは従来の観覧車と違いゴンドラタイプの箱型ではなく、回転速度毎秒0.26mで最大収容人数は25名で高層ビルがまだまだ少ないロンドンではそのスケールと眺めはファビラス。

建設にあたって安全性が一番重要視されたみたいですが、1周の間、天候や気温等によって中の人の感じ方は多少違えど、回転速度とカプセル内の居心地を考えた快適性も重要視。

まず、日本と違ってロンドンは地震がないから耐震性は問題なく、川沿いということで風の影響が心配されたが過去の統計から乗り物酔いを感じるような揺れは起らない設計にしているそうです。

後は、世界各国からやって来た定員の25人にとっては、閉め切られたカプセル内の温度や湿度のコントロールが大事だったみたいです。

私もロンドンに滞在中で経験した2003年の8月は英国史上最高気温の38度を記録し、カプセル内にエアコンは装備されているが、万が一、エアコンに不具合が発生する事も考え、その時は営業を一時停止したそうです。

エアコンがないフラットとレンタカーの中で汗だくで2週間過ごした苦い思いでがよみがえりました。

滞在していたフラットは、南に窓があり、日中強烈な日射しに照らされているお陰で夜帰宅しても、部屋に熱気がこもったままで、毎夜、エアコンはもちろん、扇風機、アイスノン、何もない、素っ裸でベッドに寝っ転がり、それでもなかなか眠れない、25年間で初めての貴重な、まさに地獄のロンドンナイトでありました。

話が横道に反れてしまいましたが、本題に戻り、

カプセル内の湿度でガラスが曇ってしまって眺めが見えないと言うような事まで意識して綿密な計算がなされた結果、今日まで大きな問題もなく、プロジェクトに参加した人たちや運営にたずさわっているひとたちの士気が高いということです。

サービスとして予約すれば、カプセルを貸し切って結婚式を挙げる事も可能だそうで、カップルが頂上にきた時に誓いの言葉を交わしハッピーウエディング。

色々と書いて来ましたが、高い所が苦手な後藤田は今も、周りをうろつき、並んでいる列を見ているか、川沿いのベンチでロンドンアイを眺めているだけのどちらかですが、いつかは精神安定剤でも飲んで乗ってみようかと思案中。

でも、ひとりだと不安だから同乗してくれるやさしい人募集中?

で Have a nice weekend !




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