15/05/2006 | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~

ここ最近、海外のメディアが取りあげているイランのウラン濃縮問題は、世界政治の中で最大の問題とされています。

そもそもウラン濃縮とは何か?を私の乏しい知識で簡単に説明しますと天然ウランの中には、核分裂をするウラン235が約0.7%しか含まれておらず、これを軽水型原子力発電所で使用するにはウラン235の割合を2~4%まで高める必要があり、この過程がウラン濃縮だそうです。

イランのアハマディネジャド大統領は、あくまでもイランのウラン濃縮は核の平和利用が目的で核兵器
を製造することではない、すなわち原子力発電所使用が目的との発言に対して、米国はじめ欧州主要国はロシア、サウジアラビアに次ぐ産油国のイランが現状の自国エネルギーで原子力発電所の必要性がないと判断している。

仮にイランが核兵器を保有すると世界の安全保障の枠組みが揺さぶられ、核兵器をこれ以上拡散させない枠組みが崩れ、欧米にとって大きな脅威となる可能性が高いといわれています。

イランは地理的にイスラエルに近く、核を保有していないと言っているイスラエルがイラン次第で核保有を宣言する可能性もあり、北朝鮮の核保有を抑止する理由もなくなるなどイラン一国の問題ではなく
国際問題としてかなり深刻であります。

現状、イランでは米国企業は商売が出来ず、欧州国、日本の独壇場になっている事を米国が快く思っていないことも現実問題です。

普段、あまり気に留めていないニュースお届けしたのは、大きな声では言えませんが、実は、、、、

本日は、私の?8回めのバースデー記念として見栄を張ってちょっぴり大人っぽい話題を書いてしまいました。