「俺はなんのためにこんなつらい仕事をしているんだろう」そう思ったら
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090624/198445/?P=1&ST=spc_k-change

「オッケー、もう分かった。この仕事をやるかぎり、人の問題は一生ついてくる。だから、人の問題は、もはや問題だと思わないぞ」と。

人の問題を避けようとしても、経営を、ましてや飲食業をやっているかぎり避けられるはずがない。人の問題は起きて当たり前なんです。引き受けるしかない。

人の問題で悩み続ける覚悟ができたら、ズバーンと曇りが晴れました。

飲食業界と同じく、教育業界も「人」ありきの業界。
だから、この社長さんの言っていることは痛いくらいよくわかります。

幸いなことに、手塩にかけて育てた人に独立されたりだとか、裏切られたりとかそういうことはありません。
でも、大学生と仕事していると「テスト」とか「研究」とか「アルバイト」とか、お互いにどうしようもない理由で仕事をお願いすることができなかったりする。
それが誰も悪いわけではない分余計にやるせない気持ちになるし、しかもそのようなことは定期的にまとまって生じるので(3年になったから就活で忙しくてできません、とか)ダメージが大きいです。

でも、この社長さんがおっしゃる通り、そんなものはデフォルトなんですよね。
それにいつまでもイライラしたり悩んだりしてるのは、日本人が「なんで僕は金髪で目が青くないんだ!そうすればもっと女の子にもてたのに・・・」とうだうだ言っているのと同じことです。

人間苦しくなると周囲が見えなくなるけど、そんな時はその状況をあえてデフォルトとしてしまう。
そうすることで、問題解決に自分の意識をフォーカスできるんだと思います。