今日は志望理由書Web講座のイベントでした。

志望理由書の土台となる「将来何をやりたいのか」という部分を、自己分析を行うことによって固めていくというのがメインイベントです。

しかし、今回のイベントではその自己分析の限界をあらためて実感しました。

自分が自己分析を行ったときにも感じていたことなのですが、「あなたはこんな性格でこんな特性を持っているのでこんな学問(職業)向いていますよ」という分析結果が出たとしても、「うんわかった!じゃあ今日からその実現に向けて努力するよ!」とはならないんですね。
そのようにした方がよいことは頭では理解できるのですが、それを行動に移すことが出来ない。
体で理解できない。
これは、どんな自己分析メソッドを使ったとしても同じです。

実際に行動に移すためには、直感というか偶然というか、ある種の「決め」が必要になってくると思うんです。
それは自己分析によって見つかることもあるし、見つからないこともある。
それが自己分析の限界ですね。

じゃあその限界を乗り越えることはできないのか?自己分析は全く無意味なのか?というと決してそうではない。

自己分析の結果はある種の「あたり(仮説)」です。
それをとりあえず信じて実際に動いてみること。
直感、偶然、「決め」が訪れることを信じて動き続けること。
これが、「自己分析の限界」を乗り越える唯一の方法だと思います。

簡単な話ですが、頭の中だけで済ませられるほど世の中甘くないってことですね。
自分も精進せねば。
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