昨日のエントリーの続きです。

なぜ、AO入試に関わろうと思ったか。
(というか、結果的に関わることになってしまったのですが・・・)

その一つに、「大学での自分のモチベーションの低下」というのがあります。


自分は、神奈川県の私立浅野高校というそこそこ頭のいい学校を卒業した後、
一年の浪人期間を経て早稲田大学理工学部応用化学科に入学しました。

浅野高校は毎年東大に20人ほどが進学する学校で、「東大京大を目指すのが当たり前、早稲田慶應は入れて当たり前」という風潮がありました。
そんな風潮の中、自分も何も考えることなくただただ受験のための勉強をして、一年浪人をしたとはいえなんとか早稲田に入ることができたわけです。

小学生からボーイスカウト活動を行っていた影響もあり、漠然と「環境問題に取り組みたい」という思いを持っていました。
なので、「環境問題を解決するなら、技術面から解決するのが速いだろう。化学は好きだし、環境問題って化学物質とか問題になっているから、化学系の学科にしよう!」というきわめて単純な考えから大学選びをして、結果として今の大学に入学しました。

しかし、大学に入学したのはいいものの、何をしたらいいのかわからない。
も ちろん、大学の授業をまじめに受けて、レポートを提出して、テストでいい点を取って、できるだけ多くの単位を取ったらいいのは頭ではわかっているのです が、それらの行為が自分の将来にどのようにつながっているのかが全くわからず、「体で理解する」「腑に落ちる」ということができませんでした。
言ってみれば、「二階に上げられて梯子を外された」ような状態でした。

そんな経緯があり、既存の受験制度や教育体制に疑問を抱くようになりました。
当時はまだAO入試というものの存在は知らなかったのですが、「もっと高校と大学のスキマを埋めるようになればいいのに」と考えていたのだと思います、漠然と。

そんな思いを抱きつつ、予備校でのアルバイトをしていくことになりますが、
その話についてはまた明日お伝えしようと思います。

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