【Mastad(マスタッド)】FINESSE JIG HEAD
比重:11.4
融点:327.5℃
▪︎タングステン(元素記号:W)
比重:19.3
融点:3422℃
▪︎ビスマス(元素記号:Bi)
比重:9.8
融点:271.3℃
ステイホームの影響でタングステンJHの自作が流行っていますが、元素記号はWです。TGだと思っているアングラーもいると思いますが、融点が非常に高いタングステンは当たり前ですが加工が非常に難しい重金属となります。はんだごて程度では一切融けません。
それよりも僕らライトゲーマーが気にするところは比重。比重は個体、液体の場合は水を基準にしてその物質の密度を表します。つまり理論上は比重が高ければ高いほど早く沈みます。ただしJHのヘッド形状によってそれぞれ違う抵抗が発生するため、あくまで同じヘッド形状の場合に限ります。
僕の場合、メインで使っているJHは下記の2点。
1.0gと1.3gでフォールのアジングはレンジクロス。1.5g以上はフォール・リトリーブ、アジング・メバリング問わずTG月下美人。あくまでメインはこの2つですが、0.8g以下で少し引き抵抗が欲しい時には同じodz(オッズ)のフロードライブ、1.5g以上で藻場などロスト確率が高い場所でのメバリングはTict(ティクト)のメバスタ!を使用します。細かいですが、単なるこだわりです。ちなみにワームサイズがほぼ一定しているので、フックサイズは#10か#8、Sサイズ相当です。レンジクロスはMになっちゃいますが。
このヘッド素材2強にビスマスがまもなく殴り込みです。鉛よりも比重が小さい蒼鉛(そうえん:ビスマス)なので、例えば同じ1.0gであっても鉛素材のヘッドよりもスローフォールが可能ということになります。ヘッド形状をさらに工夫する(抵抗を加える)、、、融点が鉛よりも低いことからも想像できる通り加工は容易、、、ことで超スローフォールを可能にするってことですね。
アジングにおいて軽いJHを用いることは、それだけ長くアジがいるレンジに送り込みやすいってことですよね。軽いJHを使うアジンガーは生理的に受け付けない方が多いのが不思議ですが。笑
やたらと軽いJHじゃないと釣れなかった、というテスターは全く信用しません。
久しぶりにがっつりと記事を書いてみましたが、今年2020年はJHのヘッド素材、3強時代になりそうな予感です。
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