ソフトバンクの圧倒的な強さばかりが目立った今シーズンも終了した。ニュースは大体、大リーグからみたいな日本のプロ野球。ついに来シーズンから松井秀喜がジャイアンツの監督に就任し、連日、久々にプロ野球のニュースでスポーツ界隈が沸き立っている。予想通り、ヘッドコーチは由伸。二人はジャイアンツ時代から仲が良く、由伸は辛辣なことも平気で松井に言う。きっと、無理無理に監督にさせられた時も、「あんたのせいで引退させられた」ぐらいの文句は言っただろう。打撃コーチははっきりものを言うが、松井を異次元の人間だと思っているような清水隆行。昔、1度、横浜球場の駐車場で松井が四駆でやってきて、勢いよく後ろに下げ過ぎてバンパーと窓を思いっきりぶつけて車がぐしゃぐしゃになったことがあった。もし、自分だったら、かなり動揺するだろうが、松井はその試合でバンバンホームランを打っていて驚いたと笑い話にしていたが、きっとそんな松井が大好きなんだと思う。そしてもし、ここで投手コーチに上原ときたらちょっとお腹いっぱいになるが、ヘッド杉内、サブ内海という布陣になってよかった。
松井を追って2度もニューヨークに行った身としては、彼がどんな采配を見せてくれるか楽しみでしかない。
ただ一つ残念なのは、90番のユニホーム姿を長嶋監督に見せてあげられなかったことだ。我々には分からないいろいろな事情があってのことだろうし、阿部が辞任しなかったら今年実現することはなかっただろう。仕方はないが、監督に報告したらなんて言われる?の質問に「遅いよ!」と答えたことに対しては「その通り!」と言いたかった。だって誰よりも監督がそれを待っていたのだから。
忘れもしない引退会見で、現役時代でもっとも印象深かったことは?という質問に「監督と素振りをしたころですね」と答えて、さすがだなと涙腺崩壊したのをよく覚えてる。日米で数々の栄光を手にしてきたスター選手なのにあえてこれを言った松井。だから松井でありそれが松井という野球選手の素晴らしさなんだと思っている。
来シーズンはもう何年もプロ野球に背を向けていたが、ジャイアンツの成績に一喜一憂することになるだろう。