シェフラー、マキロイなど、オールスターが参戦したジェネシスは50位以下が予選カットでスピースやビッグネームが予選敗退する中、松山はプラ2で決勝進出。3日目に6バーデイ2ボギーで20位代に浮上して去年と同じトップと6打差で最終日を迎えたが、結局伸ばせずに13位フィニッシュ。今回、2日目に首位にいたシェフラーが3日目にまさかのマイナス4まで落とすという初めて見る状況に陥ったが、さすが最終日に好スコアで3位タイまで浮上した。優勝したのは最後まで安定したプレーしたスエーデンのオーベリ。上位にいたマキロイは結局マイナス2までスコアを落とし、松山の下で終わってしまった。フェアワエイが狭く、ラフも深い、すべてに難しいコースだったが、トッププレーヤーが苦戦するのもたまには面白いなと思いながら録画を観た。驚いたのはあまり普段目立たないオーベリが今回の優勝で松山と入れ替わって5位になったことだ。それにしても、優勝賞金約6億円、13位の松山でさえ約6000万円。日本で2,3回優勝してやっと得られる額を獲得している。やはり個人競技で最も稼げるアメリカンドリームはゴルフなのだなと改めて思うとともに、日本人ゴルファーが気の毒になってしまった。

 さて、月曜日には「TGL」といういわゆるバーチャルゴルフに松山がマキロイのチームとして参加した様子をスポーツニュースでやっていたが、知ろうとしない自分が悪いのだが、いまいちルールが分からない。松山は結構活躍したようだがチームは惜敗した。でも、松山は楽しそうに見えたし、新しいことに積極的に参加するのは良いことで技術的、心理的にに何かをつかめるきっかけになるかもしれないので、頑張ってほしいなと思っている。