先ほど、ハワイアンオープンでプレーオフの末、ニックテーラーがエチャバリアを2ホール目で下し優勝を決めた。今回、試合が真夜中ということもあり、松山のラウンドはほとんど生では観れなかったが、最終ホールでイーグルをとって16位と日本人最高位で終わった。決勝ラウンドに進んだのは平田と久常。中でも世界ランキング112位で出場資格を得た平田は一時トップになるなどの大健闘を見せたが最終的にはマイナス10で21位。明るい材料といえば彼の将来性を感じさせる落ち着いたプレーぐらいだった。
正直、今回のハワイアンオープンはあまり面白くなかった。松山と同格のビッグネームは出ていなかったし、金谷や星野、大西などは予選で早々にカットされてしまった。メジャー出場の権利を必死につかんだのだから、もう少し奮起してもらいたかったし予選ぐらいは通ってほしかったのに揃って討ち死にでは応援のしようもなかった。このメンバーでも決勝に行けないとなると、いよいよ始まる本格的なメジャー大会での活躍はあまり期待できない。だが、上からで申し訳ないが、まあ、長い目で見てあげたいなと思っている。
しかし、あまり調子の良くなかった松山が、10番と最終ホールでイーグルをとったのはさすがだなと思う。マイナス9で終わるのとマイナス11で終わるのとでは全く違う。彼も最後のイーグルでちょっと憂さ晴らしもできただろうし、これからの戦いに向けて、さあやるぞ!という気持ちにもなっただろう。
それにしても、高スコアが出ていたが、やはり一流と二流の差がはっきりと出た大会だったなという感想を持った。