私事だが、転倒による股関節骨折で15日間入院を余儀なくされた。骨折と聞いたときは鬱になったし失意のどん底に落ちてしまった。ただ前に人工関節の置換手術をした場所で、それほどの痛みがなかったので、何とか手術を免れて家に帰ってきたが、症状は一進一退で不安な日々を送っている。そんな中、入院中も帰宅後も慰めや楽しみをもたらしてくれるのはやはりスポーツ。特に、今、男女バレーのネーションリーグが行われていて、女子はまだパリ五輪出場を決めていないが、十分の実力がある。そして何といっても既にパリ行を決めているも男子。昨日から日本ラウンドが始まったが、石川祐希、高橋藍がセリエA の試合を終えてチームに合流した。TBSの地上波で安住アナまで登場しイラン戦が放送されたが、会場はまるでアイドルのライブのようだった。日本の赤のユニホームを着たほぼ女子の8000人の大応援。もはや世界有数の選手の地位を築いている石川と高橋の人気はまるでアイドルそのもの。ただ、二人以外の選手たちも文句ない実力をつけてきている。まさに今の日本男子バレーは史上最強と断言できるほどだ。守備も攻撃も目の覚めるような速さと強さと粘り。イランも強い国であるが、ストレートで勝利。しばし、脚の痛みを忘れさせてくれたし、身体に活力を与えてくれた。そしてスポーツの力は本当にすごいなと改めて思った。