パー70でも二桁アンダー続出の御殿場コース。大体、日欧どっちが勝つかトーナメントという名称自体が陳腐だったし、どっちが勝つかと銘打っているなら、本戦入りした日欧の選手にそれぞれポイントをつけて決着をつけるべきだった。まあ、いずれにしろ優勝は桂川だったが総合で勝ったのはヨーロッパ勢。最近では若い日本人選手が優勝するようになったが、この大会に出てくるヨーロッパ選手のレベルはPGAには通用しないのではないか。

 桂川優勝の話題は気の毒にもほとんど出てないのに、予選落ちした石川遼のコメントは結構出る不思議さ。大東建託の時も思ったが、石川はスィング改造とかいつも言っているが、実際あまり練習していないのではないかと疑わずにはいられない。コースでの練習も一生懸命やっていたら、簡単にダボを打ったりしないはずだ。若い中島も蝉川も華があるとは言い難い。やはり華のある石川がもう少し頑張らないと男子プロの人気は下降するばかり。かつてPGAでローリーマキロイ、リッキーファウラーとともにスリーRと呼ばれていた石川遼。それはもう遠い昔になり、今では凄く上手なアマチュアレベルになってしまった。やはりその原因は練習不足の一言に尽きるのではないか。桂川には心からおめでとうと言ってあげたい。