朝起きて、まずゴルフチャンネルを観ると、松山英樹の今日唯一のダボのシーンが映っていて、何で自分が観るとこうなっちゃうのかなとがっかりしてしまった。結局、中島啓太以外は松山含め小平、蝉川がからくも決勝ラウンドに進出した。しかし松山の不甲斐なさに怒りながら朝食をとってから、ネットを見ると、中居君がWBCの公認サポートキャプテンに就任したという記事が出ていてヤッターと途端にご機嫌になってしまった。

 昨日、観ていなかったが、NAKAIとネームの入った89番のユニホームを栗山監督から渡されて嬉しそうに笑っている姿を見て、本人とファンの祈りが通じて本当に良かったと思っている。早速、栗山監督とも対談したようで、発表はまだだろうと油断をしていて見逃してしまったが、既にいろいろ勉強していて監督にもかなり突っ込んだ質問をしたそうだ。

 それにしても中居君はオリンピックも8大会連続でTBSのメインキャスターを務め、WBCも2013年からプレミアリーグも含め4回連続、サポートキャプテンを務めることになる。これを見るにつけ、いかに中居君が長きに渡ってスポーツに関わる仕事をライフワークにしてきたかが分かる。当然、多くのアスリートとも顔なじみで、彼等といろいろ話したことはあるだろう。しかし、中居君は選手と自分の個人的な裏話などはまったくといっていいほどしたことはない。普通、ちょっと自慢げに話す人がいてもおかしくないのに。

 去年、オリンピックのキャスターを降りたが、コロナ禍ということもあって、報道フロアに規制がかかって取材できないという話になったとき、これだけ何回もやってきたにもかかわらず、一切、自分の経験したこととか苦労話をしない中居君が、初めて、現地の報道フロアは普段ならものすごいスタッフや関係者でごったがえしているんですよ。今回はいろいろ規制があって大変だろうなと話していた。それはそうだろう。8回もキャスターを務め、現地にも行っているのだから、オリンピックを知り尽くしているはずだ。それでも中居君か過去のオリンピックやWBCについて物知り顔で語ったことはなかったので、凄く新鮮に感じたし、改めて中居君の謙虚さに感じ入った。

 なにはともあれ、身体に気を付けてほしいし「グラウンドレベルの中居です」という言葉をまた聞きたいものだ。