中居 何ですか、へーへーって。
タモリ 何年やっても慣れないな、俺。
中居 ま、人見知りも出るんでしょうね、全然知らない人なら。
タモリ 俺、どっちかっていうと人見知りなんだよね。それ言うとみんな大笑いするんだけどね。
中居 でも何となく分かんないではないな。
タモリ 友達も少ない。
中居 もう、友達も増えないですよね。
タモリ 友達なんか要らないって。
中居 友達は要るでしょう。
タモリ 友達要らない。俺、あの歌大嫌いなんだよ。「小学校に入ったら友達100人できるかな」。
中居 そんなことで人生を決めるんじゃないと。
タモリ 決めんじゃないよ。
中居 友達多いもん勝ちみたいな人生にはしないと。
タモリ 減らしてんの、俺、どんどん減らしてんの。
中居 あれ、友達じゃないんですか?あの黄色の(草薙)。
タモリ 黄色は友達。(草薙嬉しそうにガッツポーズ)
中居 あいつは友達なんですか。
タモリ 友達ですね。俺は友達と思ってる。向こうもそう思っているみたい。
中居 そうなのよ、聞いたのよ。タモさんて、お前どう思う?「友達だよ」って。タモさんはタモさんだろ。「いや、何か分からないけど友達なんだよね」。何?友達って。
タモリ 減らしてんだよ。
中居 草薙、要らないですか?
タモリ いや、居たほうがいい。
中居 本当の友達だから。
タモリ うん。
中居 では、前に行きましょう。
タモリ え、もうできたの?こんなしゃべりで大丈夫か?
中居 それは、タモさんんの責任。
タモリ ちゃんとした番組だろ?
中居 ちゃんとした番組ですよ。
タモリ だから、これからちゃんとしたことしゃべろうと思ってた。この歳になって、人に少し感心されたいんだよ。
中居 いや、それ十分感心されてるから、大丈夫、大丈夫。
タモリ だって、こっちの話とか。
中居が無理矢理、下に連れていく。
初めに、いいともの同窓会のようなものに、中居が一度も誘われていないことにすねて、月曜日のレギュラーの集まりに誘われたと言った香取と、ひと悶着あってから、中居がタモリといつ以来?と木村に聞くと27時間テレビかな。その時、タモリに5分ぐらい寝なさいと言われて5人で寝た話をする。
タモリ あれ、皆さん印象に残っているみたいだね。
中居 だって、27時間、絶対寝ちゃいけないというのがテーマだったので、タモさんに「寝てもいいですか?」って言ったら、「疲れてるんだから、お前ら寝ろ」って。でも、3分ぐらいだったけど、俺、落ちた。すごい深い眠りをした。
27時間テレビで5人が川の字になって寝た時の映像が映し出される。
そのあと、「タモリ&SMAPヒストリーと」題して、30年近いタモリとSMAPの共演を振り返っていく。10代の頃、5人がそれぞれテレフォンショッキングに出た時の映像や、タモリがスマスマのエッグポーカーに出た時、『夢はモリモリ』のキックベースボールに出て、ヒットを打って一塁に疾走する映像や、中居と木村が16歳で、初めて、『ミュージックステーション』に出た時の映像が流れた。
中居 すごいですね、タモさんて。変わってないように思うけど、30年経つとさすがに変わりますね。タモさん、あの時30代だったってこと?
タモリ いいともを始めたのが36歳の時。やっぱり俺って嫌な奴ですよね。
中居 よく言いますよね、俺って嫌な奴って。
タモリ だって俺、絶対、自分のテレビ観ない。
次回はビストロ最後まで