今回のWBCは負けるべくして負けたように思う。村上の天覧試合後の不遜な態度はダルビッシュがいればきっと注意してくれただろうし、村上も素直になれたのではないか。YouTubeがすべて真実とは言えないが、それ以外にもベンチ裏では選手間で小競り合いがあったという記事があった。吉田や大谷は人格者だが、自分のパフォーマンスに専念したかったのは当然だし面倒なことに巻き込まれたくなかったはずだ。どちらかというと二人とも背中で引っ張っていくタイプで、先頭でグイグイ後輩を引っ張っていくほうじゃないのかもしれない。陛下への挨拶の時、大谷、鈴木は村上の真後ろにいたのだから、トレーナーを脱げよぐらいのことは言えたと思うが、やはりそこまで良好な信頼関係ではなかったのかもしれない。ダルビッシュのような存在がいなかったのはとても残念だ。

 それにしてもネットフリックスの独占中継は酷いものだった。7時試合開始にもかかわらず、渡辺謙やニノのような馴染みのない人たちが小一時間しゃべり倒して、セレモニー含め、試合が映し出されたときは、すでに6回ぐらいだった。一体どこがライブなのか。金銭的な問題だろうが、やはり地上波で中継するのが必須だった。

 選手の熱量もどこか前回大会ほどではなかったように感じたし、いや、それすらも分からないほどベンチの様子があまり映らなかった。

 今大会はどの国もガチの様相を呈していたし。初の準々決勝敗退は仕方がなかった。アメリカだって他力でやっと決勝ラウンドに進んだぐらいだから、誰も日本チームを責めることはできない。ただ選手もファンも消化不良で終わった大会だったのは間違いない。