乳房再建について今回もお話したいと思います。
これまでは、乳房自体の再建についてでしたが、
今回は乳頭と乳輪の再建についてです。
乳頭と乳輪は乳房とは別物扱いなのですね。
普段はそんなことまで意識しませんが、
こうやって自分の乳房について考え出して初めて、
その重大な役割やその存在の有難さに気付きます。
乳頭と乳輪の再建手術は、
乳房が出来上がってから数か月の期間をおいてから行います。
再建手術をして半年~1年ほど経過し、
乳房がある程度落ち着いてからの方が良いのです。
下記のような方法があります。
①健康な側の乳頭、乳輪の一部を切り取り再建する側に移植する方法。
②再建した側の皮膚を持ち上げて乳頭を作る。
乳輪は色が似ている大腿部付け根の皮膚を移植する方法。
③再建した側の皮膚を持ち上げて乳頭を作り、
乳頭と乳輪を刺青で色を付ける方法。
①~③まで、手術は外来手術はで日帰り可能です。
ただ時間の経過によって乳頭がへこんでくることがあります。
しかし、これは日常生活で少し注意すれば防げますので、
是非実践してください。
対策としては、
・うつ伏せに寝ない
・きついブラジャーを使用しないようにする
等です。
乳頭、乳輪の再建にまで至るとは医療の技術進歩はめざましいものです。
自分の皮膚や筋肉を移植して、
色やタッチした感じなどはわからないくらいの出来栄えとのこと。
しかし、移植するために皮膚の一部を取るため
移植元のダメージや移植部に縫合跡が残ります。
このため乳輪の再建場合はアートメイク(刺青)によって
色を染めるため身体的負担が少ない方法がとられることが多いそうです。
