やっぱり危険な東京都青少年育成条例 | 日々雑感

やっぱり危険な東京都青少年育成条例

「目的はいいんだけど手段がまずいな」ぐらいに思っていた東京都の青少年育成条例ですが、猪瀬副知事の発言で一気に危険なものになった。

それはTwitter上であるユーザーが猪瀬副知事に対して、
「(手塚治虫の)火の鳥は近親相姦描写がありますが区分分けされるのでしょうか」と質問したところ、

されません 」とまず返信。

その後に

傑作であれば条例なんて関係ない 」と発言。

つまり、当局の恣意的な運用をやりますよということですね。

傑作であるかどうかなんて、誰がどのような基準で明確に判断するんでしょう?
(いや、火の鳥が傑作じゃないと言っているわけではないですよ、念のため)

恣意的な運用ができるようなものは、法律や条例にしてはいけないはず。
明文化するならば、明確な基準を設けるべきだし、例外を認めていはいけない。

やっぱり危険な条例でしたね。