きのう、NHKの「あの日 わたしは~証言記録 東日本大震災~」という番組に、南三陸町歌津地区のお医者様、鎌田眞人さんが出ておられました。
10メートルを越える津波に鎌田さんの病院も流されたそうです。
患者さんを連れて、避難所になっていた歌津中学校の体育館に逃げた鎌田さんは、翌朝町の様子を見て、この場所で医療を続けるのは困難だと思ったそうです。
しかし、避難所に戻った鎌田さんを多くの患者さんが頼ってきたことから、歌津地区に残って、ここで頑張ろうと心を決めたのだそうです。
病院から持ち出せたものは、往診かばんに入っていた聴診器と血圧計のみで、薬も無く、体育館でできたことは触れる、励ます、言葉を交わすくらいだったそうですが、鎌田さんは震災の3日後には、高台にあった施設を借りて、診療所を開きました。
昼は診療所、夜は体育館に戻って診療を行ったそうです。
現在も同じ場所で医療を行い、訪問診療に力を入れているそうです。
あのとき、いろんな場所で鎌田さんのように生き方が変わった人がいると思います。
3月11日まで、1ヶ月をきりました。
忘れてはいけないですね。
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