京王線の無差別刺傷放火事件は懲役23年との判決か。
まあ、重いか軽いかはともかく、少し前は山手線(秋葉原)だったか被害は大きくはなかったようだが、やはり似たような事件が。
私はいつも乗車している、その車両その時間だったし、まさに戦慄した。

しかし、首都圏の満員電車は怖い。
よく考えることがあるが、この車両の中にも、そんな大事件を軽く考え、そして計画している奴が1人ずつは乗車している気がする。

それくらい、首都圏の満員電車は凄い数で、そんな可能性を秘めた人物は多い。
あれだけの人がいたらパニックになるし、逃げられないだろうな。動く隙間がないんだから。

動く隙間。
今朝、被災地にいる学生のセンター試験のことが報じられたので思い出した。

ここ数年、センター試験の当日は受験生を狙った痴漢が多発するそうだ。
それは、彼女らは試験会場に向かうため、精神的にもちろん時間的にも余裕がない。
よって痴漢被害にあっても、手を挙げる余裕がないわけだ。

当たり前だ。
センター試験に向かう、緊張して頭が一杯な受験生が電車から降りて、誰が痴漢だ、事情はこうだったなどと突き出してる暇はない。

だから「それを狙って」つまり相手が泣き寝入りすることを見越して痴漢行為をする。

しかし、これに匹敵する極悪非道な行為はちょっと思い付かない。
私は正義感が強いなんてタイプでは決してないが、これだけは絶対に許せないな。

それで解決になるわけではないが、女性受験生を送り出す親は、会場最寄りの駅まで引率してあげてもらいたいくらいだ。

首都圏(に限らないが)の電車内は、いろんな犯罪が起こる可能性を秘めているんだと改めて驚く。