リヤバスケット取付ステー | RS ATOH

リヤバスケット取付ステー

こんにちは。。。

この猛暑、酷暑はいつまで続くのでしょうかあせる

皆さん熱中症等体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

表題の通りバスケットステーを簡単に作ってみました。

 

持ち込まれたバスケット、ステーが新品ではなく中古品?取り外した物?

でして、ステーやボルト等が多分これで付くと思います

って状態での持込取付です。

車種専用品ではなく汎用品なので、ステーもこんな感じですよね。

 

 

板厚が実測で2.3mm二枚。1.2mmが二枚。

 

2.3mm方は

 

 

こんな感じで湾曲させて張りと強度を出しているのでしょうか?

バスケットと車両のキャリアを挟み込んで取り付けるので、多少の変形を使って

効かせる感じですかね。

ただ・・・

 

 

持ち込まれたステーがこんな感じで・・・汗

ちなみに2.3mmの板厚にM6の雌ネジが切ってあって、ナット要らないようですが、

M6のピッチは1.0mmなので、ボルトに掛かる山が2回転ちょっとですか・・・汗

1.2mmの方はあきらかにペラペラで、締め付けたら効く前に変形して終わりそうです。

 

お客様の方多少業務使用があるので、出来るだけしっかりと取り付けて欲しい

との事でしたので、相談の上で簡単にステーを作る事に。

 

材料は鉄平板

 

 

安く簡単にですので端材から。

穴がすでに開いている方はt3.0(穴は使えるところ取りで)

上の二枚はt1.6なので溶接して二枚張り付けます。

この手のステーを取り付けたことのある方はお分かりだと思いますが、

下側のナットを取り付ける際に少々やりづらいですよね。イラッとするというか。

今回は指が入る範囲での取り付け可能ですが、なかにはどうやってナットを入れようか?なんて物もあります。

なので・・・

 

 

寸法出して穴あけしてナットを溶接しちゃいました。

これでナットを入れる手間が省けます。

今後私が整備する可能性がある車両なので今やっておけば後が楽の気持ちで。

他のバイク屋さん行ったとしても普通のメカニックであればこれは楽って思ってくれるでしょう。

と言ってもしょっちゅうリヤバスケットを外す整備もないでしょうけど。

このままだとすぐに錆びますので

 

 

缶スプレーでシュッとDIY塗装。

 

取付

 

 

各々のネジ間のピッチは可能な限り広く取りたいですね。

 

 

 

ボルトの首下がもう少し短い物にしたかったのですが、

いい塩梅の物が手持ちで無くて。

 

ご存じでしょうがボルトも色々と種類がありまして

 

 

M6でもこんだけ種類があります。これでも一部でしょうがね。

左はM6だけど六角部の二面幅が8mm。

通常は二面幅は10mmですね。

次がヘックス。キャップボルトなんて言ってますかね。

そしてヘックスのボタンヘッド。

最後が鍋頭なんて言ってますかね。

正直どれを使っても取り付けはできます。

 

ちなみに持ち込まれたボルトが・・・

 

 

使えない・・・使いたくない。

 

ここからは私の考えで、バスケットの底部にボルトなので、

バスケット=荷物を積む(入れる)

袋など積む場合、袋の底がボルトの頭にひっかかって破れたりするリスクを下げたい。

今回は先ほど申し上げ通り業務使用があって、どうも紙状の物を積むことらしいので

破れるリスクは下げたいです。

ということからボルトの頭は角が無い方がいいかと。

ということで、写真だと選ぶボルトは右側二つのどちらかです。

ここからは手持ちの在庫によりますので、今回は一番右側のタイプ。

首下については丁度良さそうなものが4本なかったので申し訳ないですが。

ボルトなんて・・・んなもん付いてりゃ、外れなきゃ何でもいいんだよ!

っていう方もいらっしゃると思います。

それに反論する気はないです。

皆さん自分の考え方や、やり方があって仕事されているのですから。

私も自分の考え方や、やり方があって仕事をしているだけですから。

 

と、まぁ~たかが原付のリヤバスケット取付だけであーだの、こーだのって

話しでした。