カラー制作 | RS ATOH

カラー制作

こんにちは。。。

10月に入っても夏のような陽気が続いたと思ったら

このところ一気に冷えてきて冬が近づいてきてる

感じです。

 

さて、今日も作り物。

今回はバイク関係ですにひひ

 

今回初めて当店を利用していただいたお客様でして、

作業はタイヤ交換の依頼ですレンチ

リヤタイヤから作業を始めたのですが、何となくアクスルシャフトの

締め付けが緩く感じてよくよく確認すると

スイングアームの内側が左右とも潰れて変形してまして・・・

 

 

 

何かがおかしい・・・

 

 

チェーンプラーを外して

ちなみにこのチェーンプラー先端は割れているつくりです。

鉄の板をコの字に折った感じの物。

どう考えてもこれじゃアクスルシャフトを締めていっても

ホイールのサイドカラーがスイングアームとチェーンプラーを潰しきるまで突き当らない。そもそもシャフト径にたいして穴径が大きすぎる。

パーツリストで確認すると、やはりこのチェーンプラーの穴に

カラーが入ることになっています。

当然自然に抜け落ちるわけもなく過去に付け忘れでしょうかね。

お客様に連絡して、私が作れなくもないですが、純正部品で注文した方が

安いでしょうね・・・とお話していたのですが、なんと販売終了とのことガーン

中古パーツ探してるぐらいだったら作った方が早いので

早速作ります。

パーツリストの表記に

12.2×22×16.2 とありましたので、内径×外径×高さ(厚さ)

でしょうから簡単なカラーです。

材料は45Cを使っておけば問題ないだろうと思い

 

 

丸棒から

 

 

旋盤で2個作ります。

 

 

チェーンプラーにセットして

 

 

変形したスイングアームを修正して取付ると

 

 

これでホイールのサイドカラーがこのカラーに突き当たって

正規のトルクで締め付けられます。

旋盤持っていて良かったですニコニコ