カブ125チェンジペダル | RS ATOH

カブ125チェンジペダル

こんにちは。。。

 

天気はいいのですが、

ちょいと風が冷たい日が続いていますね汗

 

今回も作り物ネタですが、バイク関係です。

この表題で、また?と思った方もいらっしゃるかと。

その通りで以前からチェンジペダルの加工を何度か

しているお客さんです。

今回も微調整してほしいと・・・。

 

今までの経緯が

 

 

先端切り飛ばして穴あけ仕様。

からの・・・

 

 

先端上げ仕様。

からの・・・

 

 

そこから下げ仕様。

 

ここまではブログにしたのですが、

その後20mm延長加工してます。

今回の指示がその物から1mm下げの2mm延長

という指示でして汗

お客さん曰くそれで最終仕様になると思うので

新品から作ってほしいとのことです。

いままでのは何度か追加工しているので、

切った貼ったが余分にあるので余分をなくして

Compするわけです。

しかし、1mm 2mmって履いた靴の違いでも・・・!?

それを言っても仕方ないですし、あくまでお客さんの

要望ですから。

 

今までは10mm 20mmの世界でしたが、

今回はその10分の一の世界になりますので

正確に出すには治具作りからかと汗

 

 

私が考えられるレベルの治具なんてたかが知れてますが、

少々頭を使ってなんとか・・・。

本職の方が見れば笑っちゃうぐらいのレベルの治具?ですが

材料は端材をなるべくカットなどの手間かけずにやってますので、

細かいところは少々雑になっています。

溶接もMigでバンバンつけていっちゃいます。

あくまで位置関係だけ正確に出すだけの物なので。

 

 

 

軸はガタが出ないように。

旋盤で丸棒から作っています。

ここの少しのガタでもペダル先端ではだいぶ変化してしまいますからね。

 

 

今使っている物の穴センターをしっかり出して

そこから穴センターを指示の位置に罫書いて穴あけ。

写真だと角度の関係で分かりづらいですが、

空いている穴センターは指示された位置になっています。

 

 

各々の位置関係を治具上に。

 

 

後ろ側は脱着できるように。

 

 

加工前の新品入れるときに邪魔になるので。

お客さんには後ろはそんなにシビアに寸法追っかけなくても

良いといわれていたので。

 

 

新品前側。

 

カット位置を治具にセットして決めます。

 

 

先端の形状をお絵かきして

 

 

なるべくピッタリなるように擦り合わせていきます。

取り付けボルト浮いてますが、あえて皿ネジ使っています。

軽く面取りしてあるので皿ネジの方がより穴センター出ますからね。

 

後ろ側は、

 

 

切った物を擦り合わせてもいけそうでしたが、

せっかくなんでお絵かきして

 

 

 

作りました。

 

 

後ろ側のペダルも皿ネジ使って治具に止めてあります。

 

パーツが出来たので治具にセットした状態で

溶接していきます。

Tigでいきます。

 

 

点付けからの

 

 

本付け。

後ろ側のペダルの裏側のみ治具内で出来ません。

精度のことやもし量産する物でしたら治具から外さないで

全ての溶接出来たほうが良いのでしょうがガーン

 

仕上げ

 

 

 

細かい作業指示でしたが、私はその分勉強になります。

ありがとうございました。