ターンテーブルを回すために | RS ATOH

ターンテーブルを回すために

こんにちは。。。

 

涼しくなったり、暑くなったりを繰り返してますね。

暑すぎるのも、寒すぎるのも困ったもんで

丁度良い季節は短いですね。

 

今回のネタは、通常の作業の合間に少しずつ進めていたもので、

ターンテーブル(溶接用ポジショナー)を回すために作り物です。

溶接時に手がぶれないようにするための物です。

 

先に完成カメラをお見せしてからの方が分かりやすいですかね。

 

 

この支柱みたいな物を作っていきます。

 

まずは横棒を支柱に取り付けるためにこんな物を

仕入まして、

 

 

規格径のパイプを溶接でT字状にジョイントするものです。

パイプ3本を差し込んで溶接して使うようです。

なもので・・・

 

今回は規格パイプを使うのですが

差し込み口は規格パイプ径になっていますが、通り穴にはなっていません。

これでは支柱を上下移動できないので

 

 

旋盤でくりぬいちゃいます。

両方の穴は別加工だと思いますので、完全な同心円上には

無いと思いますが大きくは、ずれてないでしょうからいいかなパー

 

 

多少のずれは今回は気にするほどでないので進めます。

 

厚めのリングみたいなものを作って、それに横棒溶接する方法も

あるのですが、パイプ端面をえぐり加工しないと綺麗に溶接できないので

今回はこんな物を探してみました。

 

 

穴あけ、ねじ切りして

 

 

これで支柱を上下移動できます。

ストッパーにはこいつを。

中央付近はくり抜いたため薄めなので、厚みのある部分にしました。

 

 

 

こんな感じ。

 

横棒は

 

 

パイプは材料屋さんに今回は切り出してもらっているのですが、

念の為使うパイプの端面の直角の精度を上げるために

旋盤で一発挽いておきます。長さの寸法は若干変わってしまいますが、

今回は長さの寸法は大幅に変わらなければ特に問題ないし

後の溶接の事を考えると直角度の方が重要なので。

 

それをメタルソーで角度切り。

 

 

片方を180度回転させると

 

 

溶接で繋ぎます。

Tigでいきます。

 

そしてジョイントに溶接。

 

 

 

 

 

支柱にセットして

 

 

 

回しているあいだ手がブレませんようにお願い

 

そしてスポンジパッドを付けて

 

 

脱着式のフックをつけてみたりして

 

 

フックは溶接面を掛けたりして。

溶接中に面の置き場を探したりすることが多いので、

簡単に引っ掛けておけるように。

 

 

他の物掛けてもいいし、邪魔だったら簡単に外せるように作ってあるので。

 

あとは回転冶具ですが、試作品みたいな物は出来ているので

近いうちに何か回して溶接してみましょう。

回転スピードのセティングやデータ取り裏ガスのこと等々・・・

私の腕など含めまだまだこれからですけどね。