小ネタの続編です。
次はクーラーファンスイッチです。
私の車両はトランククーラーを背負っています。
ファンが2個も載っているので消費電力は全開で14Aにもなります。
これも効率を上げることを目的にPWM制御、電源はバッテリーから直接取るようにしています。
今まではヒーターファン同様にボリュームをオリジナルスイッチに組み込んで使っていましたが、これだとコンプレッサーを作動させる為のスイッチが別に必要でした。
が、オリジナルのクーラーファンスイッチは良く出来ていて、ノブを押し込むとコンプレッサースイッチが入ります。そして、これを押し込んでいてもノブをLo以上に回してファンが回らないとコンプレッサーが回らないようになっています。
すばらしい~
今回はこの機構を生かしたまま、PWM制御が出来るようにします。
当初は簡単に可変抵抗を組み合わせれば行けると思っていましたが、そんなに簡単ではありませんでした...
回路図書いたり、ブレッドボードで確認したり...
で、基板化しました。
この2枚の基板をスイッチの上下に組込み一体化出来るようにしてあります。
結局、リレーが4個と可変抵抗が3個で落ち着きましたが、少ない面積でレイアウトしたので配線が増えたのでコネクターが沢山になってしまいました💦
あと基板裏はショート防止のためにブラックシール(シリコン)で埋めてあります。
もちろん動作チェックはしてあります。
次はPWMユニット周りのリレーやヒューズを含む配線作製、トランク内へ固定する為の準備です。
で、トランク内に設置です。
電源はトランク内へバッテリーを移設しているので直接引いています。
最後に全体の動作チェックです。
1.キーON(IG ON)
2.クーラーファンスイッチをLO、MED、HIにしてファンが回ることを確認
3.一旦、OFFにしてからノブを押し込み、マグネットクラッチが入らない事を確認
4.そのままLO、MED、HIでマグネットクラッチが入りる事を確認
伴い、ランプが点灯
クーラーファンスイッチ左にあるトルグスイッチはアイドル回転時にマグネットクラッチを切る装置を入れるためのスイッチです。
オリジナルではオートスイッチ?ですかね。
配置図など見るとこのオートスイッチはメーター下に穴をあけて設置するように見えますが、鉄のパネルに穴をあける勇気はありません...💦
そして、オリジナルのオートスイッチをここに入れたかったのですが必要な穴径が大きく、加工を躊躇したので今回はこのままです。
まずはクーラー周りの電装品が無事に動いたので良しです。
ではでは、