ゲラン
メテオリット ビーユ
コスメを目の前にしてこんなに胸が高まるのは初めてなくらい可憐で魔法のようなゲランのパウダー。
1987年には既にゲランから登場していたとのことなので驚きです。数年前に一度店頭で手に取ってみたものの、使いこなせなそうな気がしていて…。
実際に手元に届き、ドキドキしながら使ってみると、なめらかなツヤが出ていつも使っているハイライトやフェイスパウダーと比べると全然仕上がりが違いました。
メテオリット ビーユの包装や箱からして本当に可愛くて、いつまでも眺めていられるデザインに惚れ惚れ。蓋を開けた瞬間に上品で華やか、そして繊細なバイオレットの香りが漂いうっとりしてしまいます。
このパウダーは特殊なポリマーが目に見えなかった光を捉えてまるで魔法をかけたように、肌の上で煌きに変える技術である「スターダスト テクノロジー」というものを採用しているそう。
小さく丸いパステル調のボール型パウダーがたくさん入っていて、モーヴが光を捉え、ピンクが若々しさを生み、イエローが明るさを添えて赤みを抑える輝きを演出してくれるとのこと。真珠のようなホワイトのパウダーとパステルカラーのパウダーが混ざり合うことにより、絶妙な煌めきが生まれます。
試しにボールを1つ取り出し、指先で転がしてみたのですが、想像以上に柔らかいテクスチャーでスッと滑らすと色が付きました。
一緒に混ぜて使うのもいいですが、ミステリアスな雰囲気になりたいときはラベンダーカラー、血色が欲しいときにはピンク、フレッシュな印象にしたいときにはイエローを…などとボールを個別に使ってメイクをするのも楽しそうです。
そしてピンクとホワイトの可愛すぎるプリンセスのようなメテオリット ブラシ。ゲランのロゴもしっかり入っており、とにかく凝っています。
正直ブラシの毛質は少しチクチクしてあまり好みではないのですが(苦笑)、普段使っている無地のブラシでボールをコロコロするよりも、こちらのメテオリット ブラシを使ったほうが気分が全く違います。(使うだけでお姫様気分になれるような感じ…)
使い方は、メテオリット ブラシを容器の中に入れて優しくパウダーを含ませ、顔の曲線部分にパウダーを重ねて、額の中心から頬骨の上まで、Gを描くようにブラシを動かします。仕上げに鼻筋からあごにかけてパウダーをのせれば完成！
ギラギラとした強めのラメやパールが入っているわけではないので本当にさり気ない付き具合が上品だと思います。ギラギラしすぎて野暮ったい仕上がりではなく、柔らかいヴェールのようなパールの艶が出てとっても繊細な仕上がりです。
時間が経つと毛穴にパールが入って汚く見えてしまうものが多かったのですが、メテオリットビーユは時間が経過してもくすまずになめらか。
パウダーファンデーションではないので、気になるニキビ跡やシミをしっかりカバーするというアイテムではありませんが、肌悩みを艶でかき消してくれる感じがします。また、ファンデーションの仕上げに軽く乗せておくだけでメイク崩れが起こりにくくなりました。
年々口の周りやフェイスラインが乾燥しやすくなってきているのですが、はしっとりとした質感で肌にしっかり馴染んでいるので、メテオリット ビーユメイクをしていても乾燥が気にならなかったのも嬉しいです。
ゲランのコスメはどれを見てもセンスが良くて、個人的にツボ中のツボなのですが値段が高くてなかなか集められず…。メテオリット ビーユはなかなか減らずにじっくり使えそうなので、コスパはいい方なのでは？と思います。素敵すぎる容器とブラシで毎日のメイクが特別な時間になりそうです。
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メテオリット ビーユ
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