Boom Boom 43 | 嵐好き・まるの ブログ

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まるです。

Over50の葉担櫻葉erです。
徒然におはなしを書き、投げ込んであります。
基本は読み手。
色々なブログに顔を出しては、叫ばせていただいております。

どうぞよろしくお願いいたします^ ^


 「くふふ。先生。来た。」

流石に寄宿舎には、
別々に帰ってきた。


「シャワー浴びたら行くからっ。」

元気よく約束して、
先に寄宿舎に帰らせた相葉は、
Tシャツ、ハーフパンツに、
濡れた髪の毛をタオルで拭きながらやってきて。



「お前なぁ。
俺のところに勉強しにきたんだろ?

このまんまだと、
ただ遊びに来たみたいに見えるぞ。」


言葉では怒ってみたが、
心中はどきどきで。

やばいよ。俺。

もう、
こいつに参ってる。

もうpeopalだって聞いても、
相葉だから仕方ないって思っちゃってる時点でダメだし。


くそ。

まずいだろ。
まずいのに。

ずうっと、
男だし、
生徒だし、
年下だし。

って、心の中に鍵をかけるようにして、
頑張ってたけど。


術にかかったんじゃなくて、
あいつのあのまっすぐな瞳と、
強引な押しに負けてる。



ぐぁぁぁぁぁぁっ。


どうする?
どうするんだ?

俺。

こんなに簡単に生徒を部屋に招き入れちゃってるし。



なんで
こんなことになってんだ?



焦りながらも、
相葉を手招きする。



「相葉ここ座れ。」


俺が座ってた椅子に相葉を座らせる。



「え?ここ?」


そう言いながらも素直に椅子に座る相葉に、


「髪の毛濡れたままなら風邪ひくだろ。
俺がドライヤーで乾かしてやるから、
そこで座ってろ。」


左手にドライヤーを持ち、
右手でサラサラな相葉の髪をいじくりはじめた。





⭐︎つづく⭐︎