「さよなら、田中さん」著者の鈴木るりかさんは、すごい感性と才能の持ち主だと思う。文章を書くことにおいて、語彙力は読書量と比例して表現力は人生経験に比例するとも言われているけれど、え?これが小学生や中学生の時に買いた小説なの?と驚いた。「12歳の文学賞」の大賞を小4、小5、小6で受賞した作者のはじめての著者が、「さよなら、田中さん」サクサク読めるけれど、時にうるっとして、なかなかの良い作品。さよなら、田中さん (小学館文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}