鹿児島 大隅半島の旅⑨:JAXA内之浦宇宙空間観測所_その3 | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

前回に引き続き
JAXA内之浦宇宙空間観測所 の3回目です。

 

 

最後の見学先は 【2-1】宇宙科学資料館 です。

この見学で唯一建物の中に入れるのはここだけです。

 

ここへ行くにはゲート横の最初に停めた駐車スペースに車を置き、歩いて橋を渡ります。

 

 

この写真は資料館のHPからお借りした画像です。

 

右手から橋を渡ってきて最上階の入り口から建物に入ったので、この建物が5階建てでこのような奇抜な形をしていることは全く気が付きませんでした。

 

中は中央が吹き抜けになっていて、その周囲をらせん状に2~3段づつ階段を下りてゆくイメージですが、自分が今どの階にいるのかさっぱりわかりませんでした。

 

吹き抜けにはM(ミュー)ロケットの模型があるのですが、これは写真が撮れていません。

 

 

最初に目についたのは国産で最大のロケットである ”H3ロケット” の模型です。

 

実物だと、全長63m、直径5.2m、重量574トンもの巨大なロケットです。

打上げ費用が従来のH2型の半額程と期待の次期主力ロケットですが、今年(2023年)3月7日の初めての打ち上げでは第2段エンジンへの点火に失敗し、残念ながら指令破壊されました。

 

 

こちらは、現行の ”H-ⅡAロケット” の模型です。

打上げの成功率が現在、97.87% を誇ります。

 

 

 

ペンシルロケットから始まる、日本の歴代ロケットの模型です。

 

 

 

観測ロケットの先端部分って、こんな構造になっているのですね!

 

 

 

 

これは M-4S型ロケットの、第2段推進方向制御装置 なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

色々写真は撮ったのだけど、正直よく分りません!(^_^;)

 

 

 

この2枚は発射台の模型ですが、上が観測ロケットを打ち上げる ”KSセンター” 

下が M(ミュー)ロケットやイプシロンを打ち上げる ”M(ミュー)センター” です。

 

 

建物の一番下の階には、コントロールセンターがありました。

 

この装置にはずいぶん古いメーターやスイッチ類が並んでいましたが、1970年2月に打ち上げられた日本初の人工衛星「おおすみ」でも使われた管制装置だそうです。

 

 

ようやく一番下まで降りてくると出口があり、外に出ることができました。

エレベーターなどは無いので、長い坂を歩いて駐車場に戻り、守衛室に入場許可証を返却して、約1時間半の見学を終えました。

 

さて、次回は道の駅根占を目指します。