2日目の最初に向かったのは
道の駅きんぽう木花館(このはなかん) です。
”南さつま市金峰町” にあるこの道の駅まで、宿泊したホテルから20分ほどで到着しました。
開店の9時までまだ30分程もあるので、とりあえず周辺を散策します。
これがメインの建物です。
この日はなにか工事を行っているようで重機が数台停まっており、作業がされていました。
道の駅にはこれ以外にいくつか小さな建物があります。
これは手前が ”休憩室” で、その先にある四角い建物は ”植物工場” です。
写真は撮っていませんが、これ以外にトイレの建物もあります。
先ほどの ”植物工場” というのがこれです。
”工場” というには大げさだと思うのですが、コンテナ内でLEDを投射して育苗する装置です。
コンテナ2機を繋ぎ合わせたこの建物の中に15台のラックがあり、少量多品種の野菜の苗を3万株ほど育てているのだそうです。
野菜を最後まで育てるのではなく、種から苗に育てるまでを行う工場なのでこの大きさでも間に合う、ということでしょう。
道の駅の裏手には、大きな建物があり、「郷土資料館 歴史交流館 金峰」と書かれています。
奥に見える高い山が九州百名山の一つである ”金峰山(636m)” です。
美人が寝た横顔に見えることから、地元では 「美人岳」とも呼ばれているそうです。
その美人岳を背景に、こんな像が建っていました。
これは ”木花咲耶姫(このはなさくやひめ)” といいます。
”木花咲耶姫” は神話に登場する女神で、日本を統一した神武天皇は姫のひ孫にあたります。
桜のごとく華やかに咲いて、桜のように儚く散った絶世の美女と伝わっています。
その故郷がここ金峰町、ということで像が建っているのですが、他にも宮崎県の西都市や、静岡県、山梨県の富士山付近といった説もあるそうです。
さて、ようやく開店の時間になりました。
先ほどまで重機を使って行っていた工事もほぼ終わったようです。
ここへ来て既に30分を経過しているので、あまり時間をかけずに見て回りました。
”木花館” の名前だけあって、外には花の苗などがたくさん並べられています。
次は薩摩半島を更に1時間ほど北上し、薩摩川内市の道の駅を目指します。