2日目の最初に向かった先は
道の駅おおぎみ です。
2日目のこの日の予定はこの地図でもお分かりのように沖縄本島の北部です。
私は過去、ゆいゆい国頭の道の駅までは行ったことがありますが、それより北部、更に東海岸のルートを通るのは全くの初めてです。
このエリアは ”大宜味村(おおぎみそん)” ”東村(ひがしそん)” ”国頭村(くにがみそん)” の3つの自治体で構成され、通称 「やんばる」と言います。
9月に放映が終わったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台もこのやんばるですね!
この道の駅おおぎみを訪れるのは、実は今回が3回目です。
何故3たび訪れたかというと、2020年2月に移転、リニューアルしたからです。
この看板に ”やんばるの森ビジターセンター” という文字が併記されています。
新しい道の駅はビジターセンターも兼ねている、ということだと思います。
この地図に記したように、新しい場所は3.8km南に下った場所になります。
新しい道の駅は、旧大宜味中学校跡地に造られました。
旧道の駅おおぎみ(2015年4月16日撮影)
この日の帰りに元の道の駅の前を通ったのですが、建物はそのまま残っていました。
ここは「大宜味村農村活性化センター」として運営を続けているのだそうです。
これが新しく移転・リニューアルされた道の駅おおぎみの正面です。
大宜味中学校の跡地に新築されたのかと思っていたのですが、建物自体は新しくありません。
学校の建物のようにも見えないので、もしかすると「やんばるの森ビジターセンター」が元々あったのかもしれません。
先ほどの写真はこの案内図の ”屋根付広場” の部分ですが、道の駅全体はご覧のように4つの建物で構成されています。
A棟:特産品販売・カフェ・レストラン
B棟:映像ホール・展示室・観光案内所・展望台
C棟:会議室・舞台・レンタサイクル
D棟:トイレ・販売ブース・自販機コーナー
この道の駅全体の形は、大宜味村の蝶々である『コノハチョウ』をイメージしているそうです。
更に4つの羽根(建物)は、大宜味村の4つのキーワードである「長寿の里」「芭蕉布の里」「
ぶながやの里」「シークワーサーの里」の想いが込められています。
では最初にA棟の特産品販売所のご紹介です。
ここは ”がじゅまる館” と名付けられています。
大宜味村、東村、国頭村の3つの村をやんばると言いますが、この3つを合わせても人口は現在9000人ほどで、年々減少しているそうです。
それに伴って共同売店の数も少なくなっており、商品が何でも揃った道の駅は住民にとっても貴重な存在であり、県内にある他の道の駅に較べても地元利用率が高いのだそうです。
次はB棟の建物です。
ここは主に村を紹介する展示室や観光案内所などがあります。
そういえばこのやんばるは、2021年7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として ”ユネスコ世界自然遺産” に登録されたのでしたね!
ちなみに2016年9月15日には日本で33か所目にあたる「やんばる国立公園」にも指定されています。
展示室から外への階段があり、屋上の ”展望台” に出られるので上がってみました。
そこからは周囲が見渡せます。
屋根のテントが不思議な形をしています。
さて、次は本島北部の東側に出たいので、道の駅から脇道に入った県道9号で山越えします。