次の目的地は新しくオープンした
道の駅北オホーツクはまとんべつ です。
この地図の右上、青い部分が駐車場で、その上の “交流館” と書かれている建物が道の駅です。
周囲には浜頓別町役場、図書館、多目的アリーナ、それにバスターミナルなどの公共施設が立ち並んでおり、町の中心部ということがわかると思います。
道の駅がオープンしたのは2019年5月1日ですから、既に1年半ほど経っています。
この真新しい建物は、正式名称を “浜頓別町交流館” といいます。
入り口が左端と中央付近の2カ所ありますが、その左端は “バスターミナル” の入り口です。
ここからは宗谷バスが運行しており、実際の乗場はこの建物の裏側にあります。
道の駅のパンフレットに建物内の配置図があったので先に見て頂きましょう。
では、中央入り口から中に入ってみましょう。
これが “インフォメーション” なのですが、ぐるりと新型コロナ対策のビニールで囲んであるので、道の駅登録証の写真が撮り難かった!(^^;)
ここは如何にも公共施設、といったイメージで道の駅らしさはほとんどありません。
売店もこんな感じです。
これは 「こんがり堂」 という焼き立てパンのお店で、ソフトクリームやコーヒーも買えます。
それにちょっとだけお土産の記念品らしきものが並んでいる程度です。
普通の道の駅のような農作物などは全くありません。
そしてこれらが “多目的ホール” で、イベントやサークル活動に有料で貸し出されます。
更に子供用の遊び場があります。
ですから、町民のための交流施設を無理に道の駅に登録したようなイメージがあります。
でも、それが無かったら九州に住む私が、浜頓別という町を訪れる機会は無かったでしょうね!
最初にご紹介したインフォメーションに、こんな掲示がありました。
ハクチョウの飛来数です。
10月8日現在75羽と書かれており、その下には昨年の飛来数として最高 「10,008羽」となっています。
“浜頓別町” の人口は約3500人、漁業、酪農、林業が主要な産業です。
そして最大の観光資源は “クッチャロ湖” だと思います。
クッチャロ湖は周囲約30kmの広さを持つ道北最大の湖であり、日本最北端の “ラムサール条約登録湿地” でもあります。
このパンフレットの写真が “クッチャロ湖” です。
先程のハクチョウをはじめとする渡り鳥は遠くロシア極東から飛来しますが、クッチャロ湖は春と秋の渡りの途中で羽根を休める場所、つまり渡り鳥にとっての日本の北の玄関口になります。
豊かな自然が残るクッチャロ湖畔には多様な生態系があり、様々な動植物が生息します。
いつまでもその環境を守って欲しいと思います。