次は佐田岬にはいって
道の駅伊方きらら館 に立ち寄りました。
実はこの道の駅、四国へ来るたびに必ず立ち寄るのです。
九州からフェリーで渡って通り道、ということもあるのですが、その目的はこちらです。
“伊方じゃこてん” と書いてますね!
私はここの大ファンなのです。(^^♪
じゃこてんは主にホタルジャコなどの雑魚をすり身にして揚げたもので、愛媛県の特産品です。
ここにはその “じゃこてん” と “じゃこかつ” があって、じゃこかつの方はパン粉をつけて揚げます。
私は特にじゃこかつが好きで、ここで揚げたてを買うと、じわっと肉汁の出るのがたまらなく旨いのです。
今回の四国巡りで往路でも食べたのですが、帰りは自宅で今晩食べるために買い込みました。
いつもなら、じゃこてんとじゃこかつだけを買ってそのまま立ち去ることが多かったのですが、今回きちんと立ち寄ったのは、最近リニューアルした、と聞いたからです。
店内に入ると、最初に目につくのは、この道の駅のシンボルともいえるこの施設です。
熱帯魚などが泳ぐ水槽ですが、ただの水槽ではありません。
ガラス面にいくつかの穴が開いていて、魚と触れ合うことができるのです。
どのような仕組みなのか、私にも今一つ理解ができませんが、ご覧のような水槽の穴に手を突っ込むと魚が寄ってきます。
“ふれあい水槽” と呼ばれるこの水槽、レジで売っているエサを与えることもできます。
以前の水槽は確かゴム製の穴でしたから、これも立派にリニューアルされていました。
ふれあい水槽の横には、こんな自転車が!
“佐田岬サイクリングパラダイス” という文字が書いてありますね!
この道の駅はサイクリストが気楽に立ち寄れるようにと、『サイクルオアシス』 という休憩スペースを設けており、自転車置き場や洗い場、水の給水所まで整っているのです。
今回訪れたのが3月でしたから、ご覧のようなお雛様も!
特産品のコーナーには愛媛の土産物が豊富に揃っています。
ミカンの産地ですから、柑橘類を使った加工品も多いです。
この道の駅で、もう一つ大きな特徴があります。
今紹介したのは建物の1階部分だけですが、2階は “きららアクアリウム” というバーチャルな海の世界を再現しており、3階が “きららリビング” という休憩スペース、そして4階は展望台です。
その3階から外へ出ると、『原子力展示ホール』 『エネルギー展示ホール』 という二つの建物に繋がっています。
つまりこれは “伊方原子力発電所” のビジターハウスです。
伊方原子力発電所は、2016年8月12日に運転を再開しましたね。
現在国内で運転を再開しているのは、確か関西電力の大飯と高浜、九州電力の玄海と川内、それに四国電力の、ここ伊方の5か所だったと思います。
細長い佐田岬はメインの道路が1本だけですから、万一の時を心配して運転再開に反対をされてきたのもわかるような気がします。