全国的に知名度の高い温泉地である大分県の湯布院にあるのが
道の駅ゆふいん です。
大分県由布市湯布院町
☆A:道の駅自体が絶景の中にある
B:道の駅から歩いて絶景に出会える
☆C:道の駅の近郊で絶景に出会える
■絶景キーワード
由布岳、湯布院の街並み、金鱗湖
■この道の駅の魅力について
この道の駅は、大分自動車道の “湯布院IC” を出てすぐの場所にあります。
ここの最大の絶景は、豊後富士と称される “由布岳” の雄姿です。
この写真は1月なので、頂上付近は雪に覆われています。
由布岳の頂上は東峰と西峰の分かれており、トロイデ型の活火山です。
標高は1583mで山体は “阿蘇くじゅう国立公園” にあり、『日本二百名山』 に入ってます。
『日本百名山』 を書いた深田久弥が、由布岳をその中に入れなかったことを後悔したという話も残っています。
今回は道の駅とその周辺の絶景を紹介するのが趣旨なので施設の詳細は省きますが、ここには小さなテナントのお店なども並び、買い物や食事に、とても魅力的な道の駅です。
道の駅ゆふいんはインターチェンジを下りたすぐそばにあって車で来た時の玄関口ですが、ここから車でわずか5分程度の場所に、鉄道の玄関口JR由布院駅があります。
全国レベルの温泉地であり、観光スポット満載の湯布院も絶景に恵まれています。
これらは湯布院の街並みですが、その背後には常に豊後富士の姿があります。
由布院温泉の温泉の湧出量は全国第3位です。
源泉は全部で852本あり、これは別府温泉に次ぐ全国第2位です。
温泉の豊かさだけでなく、レトロな街並みが人々を惹き付ける魅力があって、これらの写真は平日にも関わらず、ご覧のような人の多さです。
その大半が中国や韓国、東南アジアなどのインバウンドの観光客ですから、全国区ではなく国際的に知名度が上がっているということになります。
ところでゆふいんは、“湯布院” と “由布院” という二つの漢字があります。
元々大分郡の “由布院町” と “湯平村” が合併して “湯布院町” が生まれ、更に2005年に近隣町村が合併して “由布市” が誕生しました。
ですから現在の地名は “由布市湯布院町” ですが、インターチェンジの名前は “湯布院IC” であり、温泉の名前は “由布院温泉” JR駅の名前も “由布院駅” になっています。
もうひとつの湯布院の観光スポットに、“金鱗湖” があります。
金鱗湖は広さが0.8ha、周囲400m、水深約2mの湖です。
魚の鱗が夕陽に照らされて金色に輝くことから “金鱗湖” と名付けられました。
地底から湧水と温泉が湧き出ているため、水温が常に暖かいのですが、秋から冬にかけての早朝には、その温度差から池の表面から霧が立ち上る幻想的な風景が見られます。
今回は湯布院のほんの一部しか紹介しておりませんが、この町は温泉だけではなく様々な観光スポットに恵まれており、道の駅を拠点としてそれらを楽しんで欲しいと思います。