4日目、最終日に最初に向かったのは
道の駅富士川 です。
最終日のこの日は、朝から見事な土砂降りでした。( ̄_ ̄ i)
今回1カ所だけ残っている新しい道の駅に向かって、8時半にホテルを出発しました。
出発時に大降りだった雨も、目的地までの約1時間の間に次第に小降りになり、到着した時は何とか傘がなくても出歩ける状態に回復しました。
道の駅富士川は、“山梨県富士川町” にあり、2014年7月にオープンしました。
中央自動車道から分岐した “中部横断自動車道” が道の駅の真横に伸びてきており、今まさに工事の最中でした。
工事は、道の駅の駐車場と隣り合わせにやっています。
開通すれば、更に道の駅へのアクセスは便利になると思います。
これが道の駅周辺の案内図ですが、「増穂PA(下り)」 と書いた場所が先ほどの工事個所ですから、将来はPAと道の駅が合体し、高速と一般道のどちらからも入れるようになるのだろうと思います。
(道の駅HPより画像借用)
道の駅の全体を紹介するのに、HPより画像をお借りしました。
ここはオープンして2年弱と新しいのでとても綺麗なのですが、その建物の構造にも特徴があります。
向かって左手の “展望台(太鼓堂)” と、右側の “観光交流センター” の二つの建物があり、これが1階は “多目的広場” 、2階は “ウッドデッキテラス” で繋がっています。
これがふたつの建物をつなぐ “多目的広場” で、この日はいくつかのお店が並んでいました。
この多目的広場を通って裏手に回ると、道の駅と高速道路に挟まれた芝生の広場があります。
その広場には、こんなものが立っていました。
これが高さ8メートルの、「富士川龍門」 というモニュメントです。
山梨県を縦断して駿河湾に流れる富士川を龍に見立てて、芸術家KUMAさんこと篠原勝之氏が製作されたものです。
鉄筋モルタルで構造を作った後に漆喰で肉付けされているそうですが、なかなかの迫力があります。
その富士川はこの道の駅の真横を流れています。
下の方の写真は、富士川龍門の製作協力者の一覧がパネル状に貼りつけてあります。
たくさんの業者や職人さんによって完成したのが分かりますね。
では次に、太鼓堂の建物と、ウッドデッキテラスを紹介しましょう。
この “太鼓堂” は、1階はトイレで、2階からウッドデッキに出られるようになっています。
2階へは階段とエレベーターがあります。
これがウッドデッキテラスですが、随分と広いですね。
デッキ側から逆方向にも見てみましょう。
そしてこのテラスから見た富士川町の風景がこちらです。
最初は道の駅の裏側で、市街地方面です。
先ほどの富士川龍門があり、その背後に工事中の中部横断自動車道、更にその先が市街地です。
次は、道の駅の玄関方向です。
遠く橋が見えますが、これが富士川に架かる “富士川大橋” です。
周囲を山に囲まれており、なかなかの景観です。
さて次に、この建物が “太鼓堂” と呼ばれる理由をご説明しておきましょう。
建物の屋根に、六角形の楼がありますね。
ここに太鼓が収められているのです。
建物の中にご覧のようならせん階段があり、ここからその楼に上ってゆくことができます。
この太鼓堂は、旧つきよね学校である “富士川民族資料館” がモチーフになっています。
かつての学校にも六角形の楼に太鼓が吊り下げてあり、児童たちに時刻を知らせるために打ち鳴らされていたのです。
さて、最後になりましたが、観光交流センターである店舗の紹介です。
とってもオシャレな店舗で品揃えも良く、商品の展示にもセンスを感じます。
レストランとの大きな間仕切りはなく、入りやすいレイアウトになっていると思います。
道の駅に隣接して河川防災ステーションがあり、災害時発生時はこの道の駅が復旧・支援の活動拠点になります。
この “防災拠点” としての機能も、最近の新しい道の駅に共通していることです。
今回の旅の、目的のものはすべて回り終えました。
これから2日目にも訪問した 道の駅富士川楽座に立ち寄り、時間調整してから空港に向かいます。
次回は、その富士川楽座を紹介しましょう。