斜め撮影の効率的配置,標定点の省略可能性,水の影響と対策について | 山口大学 空中測量(UAV写真測量)研究室の技術ノート

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などなど。

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【このテーマの記事は、学術誌や学会等で発表した内容の宣伝です。】

 

更新が大変遅くなってしまいました。

 

日本写真測量学会の2019年度年次学術講演会(5月23日、東京大学)で、

UAV写真測量のSfMにおける

    斜め撮影の効率的配置,

     標定点の省略可能性,

        水の影響と対策

         に関する検討

というロングタイトルで、発表を行いました。

 

日本工営株式会社との共同発表です。

 

ご参考として、講演論文をこちらに、ノート付きのスライドをこちらに載せました。

なお今回、色々な内容を詰め込んだため、スライドに記載の通り、口頭発表では一部しか詳しくは発表できませんでした。そのため、講演論文(※)と合わせてご覧いただければ幸いです。

 

斜め撮影の有効性・必要枚数・効率的配置について、私たちは今回CGシミュレーションで検討しましたが、国土地理院さんも現地実験によって検討され、同学会の同じセッションで発表されていました。私が資料を掲載することはできませんが、大変参考になりますのでご紹介します。

 

書誌情報:

神野有生,八田滉平,福元和真,田村尚也,宮﨑真弘,米原千絵,浦川貴季,清水隆博,炭田英俊,UAV写真測量のSfMにおける斜め撮影の効率的配置,標定点の省略可能性,水の影響と対策に関する検討, 日本写真測量学会2019年度年次学術講演会, 2019.

 

※ 解析方法について講演論文よりさらに詳細な情報をお求めの方は、神野までメールでお問い合わせいただければ、資料を送付いたします(上記論文中に「Web公開した別資料」と記載があるところ申し訳ありませんが、問い合わせベースに改めさせていただければと存じます)。