2022/12/4(日)

「夏川椎菜「ササクレ」発売記念オンラインリリースイベント」

(ゲーマーズ購入者対象)

 

 

 

●オープニング

「ヒヨコ群も元気に出群していますし、夏川も元気に出群しております」

「今回はゲーマーズさんでご購入された方の中から、選ばれし皆さんがご参加してくださっています」

 

「今日はこの球根くんもゲストで来てくれております」

『球根くんのcv誰かに頼もう』誰が良いですかね~」

「寿さん辺りにやってもらいます…?それかhalcaとかにやってもらう?」

「それかめっちゃ渋い声でもよさそう、外画の時の真面目な彩陽さん」

「球根くんのCV募集中でございますw」

 

・お洋服紹介

「今日の服は前にラジオで話した服に変な名前つけてるブランドのもの」

「MAKEOVERの上映会の青いカーディガンも同じところの」

 

 

 

 

「気になるこれ(今着ているもの)なんですけど、これの名前が微妙なんですよ『考え事と考えごとBIG Knit』」

 

 

「ちょっとネタにするには若干弱い感じの」

 

●メイキング映像

「なんと今日のためにメイキング映像をたくさまが作ってくれました!」

「宇宙最速で夏川のオーディオコメンタリー付きでご覧いただけたらと思います」

 

・passable :( レコーディングのお話

「『ササクレ』もそうだし、今回は2曲ともヒ労組総動員で撮っていただきました」

「スケジュール的には行けなくはなかったけどコロっちゃってた時期」

「今回『passable :(』作曲していただいたのが川口圭太さんなんですけど、レコーディングのディレクションなんかも全部やってくれました」

 

誠ちゃんさんと千明さんの演奏を見ながら

「良いねぇ~ めっちゃ激しい」

「この曲やっぱり後ろの楽器激しめなんだな」

「アウトロの一瞬ミュートするところはこの楽器撮りの時にできたんですかね」

 

「楽しそうだな~楽器撮り」

「ちょいちょい(収録風景の)動画が送られてきてた覚えがありますね、こんな感じよ~って」

 

圭太兄さんの演奏を見ながら

「ティファニーじゃん、これ私が勝手に『ティファニー』って呼んでるギター」

「ダサティファニーの方?ティファニー2本もあるんだ」

「ライブ用とレコーディングの用のティファニーがあるんだ」

 

ボーカルのレコーディング

「思い出した、これ病み上がり一発目だ」

「コロナ明け一発目のレコーディングが『passable :(』でした」

「キー的にも辛いところないし、上下するところもないから、一発目『passable :(』でよかったよ」

「ササクレは結構前に撮ってたから、それこそMAKEOVERのツアー中とか」

 

「着てるサロペットはたくさまから誕生日にもらったやつですね」

「Tシャツこれもちに貰ったやつだ!」

「皆さん、着ている黒いTシャツは麻倉ももちゃんに誕生日に貰ったやつです」嬉しそう

「Pre-2ndやってるときに貰ったやつ」

『マウント始まった』ってw、へっへww」

 

「レコーディング中に咳が出たりだったんですけど、何とかいいものが撮れてよかった」

 

 

TD中

「圭太兄さんの曲の時は、兄さんのこだわりがあるから、兄さんに好きにやらせようぜのタームがある」

「兄さん後ろで笑ってるんだもんw 仕掛けたいたずらが発動した時の子供の笑い方ですよね」

「TD終わるとだいたい知らない曲になってんのよ、TDでアレンジしがち」

 

・ササクレMVメイキング映像

「タイミング的にはちょうど舞台(オルレアン)の稽古やってるとき」

「ほぼ毎日稽古やってる合間を縫っての撮影でした」

「稽古休みの日に撮ってました、稽古休みとは…w」

「筋肉痛に耐えながら…前日に殺陣とか入れてたもん」

 

休憩中

「おおちょけしてるじゃんw」

「『近こう寄れ』じゃないのよw」

「舞台やってたから大仰になってたんだろうな」

「久しぶりにいつものスタッフさんにも会ったから楽しかったんだろうな」

 

「このMVの撮影があったから、ジャケットと雰囲気変えたくなかったから髪切るの我慢してた」

「あまりにも素敵な空間に囚われて退屈してたから、休憩中にも自撮りしてた」

(多分その時に撮ってたやつ↓)

 

「髪の毛も長くて、衣装もシンプルなものもあってか、オトナンスな映像になっているかと」

 

撮影終了後

「何その歩き方ww可愛く歩いてよw」

「同じ体勢だから足しびれてたんだねww」

 

こちらも忘れた頃にYouTubeにあがるみたいです。

 

●トーク

・passable :( レコーディングの話

(圭太兄さんのギターソロ、Dメロ前は)レコーディングでいっぱいいろんなパターン弾いて、結局採用されたのはデモ用にご自宅で弾いたやつ」

「弾いてる途中に奥さんが部屋に入ってきたときに弾いてたテイクw、ちょっと動揺してた音」

「抜け方もちょっといい意味でカッコ悪い感じになってた、あれ奥さんのおかげなんだ」

「このエピソード超passable 」

 

・passable :( の中学生感

「楽器レコーディングの時に兄さんが、『中1の夏、ガレージで』みたいなテーマを言ってくれてた」

(奥さんが入ってきたお話も)めっちゃ中1っぽいし」

 

「中1なのが大事、中2まで行ききれてないの」

「小学生からちょっと大人になって、先輩後輩みたいな価値観も産まれて、いろんな変化に戸惑う思春期の貴重な1年の夏、絶対に夏!」

「その夏に誰かの家のガレージで、ロック好きなお父さんのいるご家庭のガレージで、アンプが転がってたり楽器も弾きやすい環境になってて」

「そのアンプにシールドつなげて、みんなで持ち寄ったギターやベースで、ドラムは組み立てられないからその辺のドラム缶叩いてんの」

「そうやって作った曲が『passable :(』です!」

「そういう雰囲気でレコーディングもしたいよねって話」

 

『MV作りましょう』そうね~こんだけイメージあるから、いつかガレージ借りてやりたいよね」

「ヒ労組にも是非ご出演頂いて、Dメロのところは黄色の帽子被ってランドセル背負ってw」

 

「私も歌詞を書くときに背伸びしてるガキンチョをイメージして言葉を選んでるところがある」

「キーチェック用に貰ったデモ音源に歌詞が付いてなくて」

「鼻歌だと子音とか母音がはっきりしてないと出るのか出ないのか分からないんですよ」

「適当でいいから子音付けようって、1時間くらいでわーっって1コーラス分くらい書いた」

「その仮歌詞でキーチェックもして、それで送ったら非常に好評で『そのまま歌詞書いちゃえば?』ってなって」

「方向性も良い感じだったのでそこから手直しして『passable :(』の歌詞になりました」

「サビも多少言葉を入れ替えたりしてますけど大枠このままで、AメロBメロとかもほぼこのまま」

「そういう出発点だったので良く言えば力を抜いて、悪く言えば適当に作詞をw」

「これが良い経験になりまして、このぐらい力抜いてもいいんだって」

「逆に力抜かないと出てこないよねって言葉も見つかって、よかったなって感じ」

 

「早口なDメロが来た時に、どこでそう思ったのか分からないですけど『一年生になったら』のメロディーが出てきちゃって、これはオマージュしたいなと思って」

「とりあえず埋めてみようって書いてみたら意外と良いのできちゃったから、そのまま通った」

 

「『一年生になったら』の歌詞を中1が斜めに見て歌ってる感じ」

「この歌詞が絶妙にエモくて『あの頃歌ったよりちょっと頭数は足んないが』の受け取り方が年代によって違う」

「夏川は単純に100人も友達作れなかったって意味で書いた」

「大人組は、もう遠くに行ってたり、家庭ができて遊ぶ関係じゃなくなった友達が増えたって意味にも聞こえるんですって」

「中1の心で書いたけど一番刺さるのは実は4~50代なんじゃないかっていうw」

「失ってしまったものが詰まってる」

「中1が曲作ると無駄におじさんたちにウケたりするじゃないですか、そういうことだと思うんですよね、その青臭さが羨ましいみたいな」

「その青さが出てるんですよね『passable :(』という曲に」

 

「レコーディングの時も、そういうのイメージして気を張らずにレコーディングしましたね」

「出にくい音があるとか、ボーカルのスキルが必要な曲では無かったりして、気持ち優先で歌える」

(病み上がりで)気を抜かざるを得なかったタイミングで、全身の筋肉が抜けてて、タイミングも良かったかも」

 

・セトリ論

(『passable :(』は)何よりもセトリに入れやすい!」

「『ササクレ』とか『パレイド』とか『ファーストプロット』とか凄い好きだし大事な曲だけど、大事にしてるが故に(セトリの)前後の曲どうするって苦悩があったりする」

「あんまり気を張らずにこの曲聞いてほしいって時、『ササクレ』『パレイド』『ファーストプロット』を普通に音楽として聴いてほしいタイミングの時にその空気感をどう作ろうってのはあって難しかったりする」

「『passable :(』みたいな曲はね、どこに入れても輝くんですよ、馴染みが良い」

「『ナイモノバカリ』や『キタイダイ』や『RUNNYNOSE』や『トオボエ』もそう、どこで歌ってもやりたいことが伝わりやすい、使いどころ歌いどころに気を遣わずに楽に盛り上がれる」

「『passable :(』はそれの集大成のような気がします」

「リスナーの視点から聞いたときに、ラフに音楽を楽しめる感じがある」

 

「もちろん(セトリを)考えさせたいときもある」

「流れを汲み取ってほしいとか、物語性とか考えてくれたら嬉しいなって思うときもあって、そういう時に使いやすい曲と」

「流れを考えずに単純に音を楽しんでほしいみたいなときに使いたい曲で、タイミングが違うんですよね」

 

「サウンドの感じも最後にしても良いし、最初にしても良いし、中盤でももちろん馴染むし」

「圭太兄さんの楽曲そういうの多いかもしれない、どこでも馴染むよね、でもカッコいいよねみたいな」

「『ラブリルブラ』がライブで使われがちなのもそういう理由からかも」

 

・ササクレMVの話

「クラクトからお世話になってるスミスさんという監督さんに今回もお願いしました」

「色使いやセットの作り込みが好きで、小道具に小ネタを仕込んでくれるイメージ」

「今回の『ササクレ』は色味としては抑えてくださいって敢えてお願いしたMV」

「YouTubeにあげてるShort verはかなり白黒に近い色合いで撮ってて」

「メイキングで綺麗だった色合いも敢えて落として、退廃的というか生気がない感じに」

「打ち合わせの段階で、歌詞の流れに合わせて色づいていく感じにしたいというのを伝えてああいう演出になりました」

「打ち合わせで言ったのはそれくらいで、無菌室の中に植物があってそこで育ててる感じ、人工的に野菜を育ててる施設みたいな雰囲気」

「冷静に考えると白い無菌室で緑しかなくて、そこが色が付いたところで無菌室なんだから白だろって感じなんですがw」

「そこをスミスさんの経験と知識で補正していただいた結果が、あの素晴らしい色合いなんじゃないかと思います」

「夏川がお願いした通り、白と緑を基調にしつつ光を遮って閉塞感も出しつつ、色が咲いていくやりたかった演出もあって、本当にきれいな映像になってましたね」

 

「夏川が撮影するときに意識したことは、(演出が)頭の中にあったから、なるべくラスサビにかけて表情を柔らかくしようとか」

「1サビ辺りはちょっと苦しんでる雰囲気は出したいなと思ってたり、そこは拘りました」

「2サビの最後に『ただもうムシャクシャじゃいれないから話すよ』って歌詞があるんですけど」

「この『話すよ』は、あざといかもしれないですけど今までの流れを汲んで敢えて入れた言葉」

「今のでピンとくる人はピンとくると思うんですけど」

「そこでカメラを見るというのは意識してこうしたいというのがあって」

「『パレイド』から『ファーストプロット』から『クラクト』から『ハレノバテイクオーバー』から流れを汲んでの」

「血統感を感じるところですよねwその辺の系譜を感じてもらいたい箇所かなと思って、MVでも伝われば良いなと」

 

「本当に素敵なMVに仕上がりまして、感動しております」

「オーコメでも話したけど、スケジュール詰め詰めの中撮ったもので、この日そのままファミ通やってますw」

「時間も限られた中で素敵な映像取れて、スミスさんのスケジュールもちょうど空いたタイミングで」

「合間を縫ってあんなに素敵な映像を撮っていただけて本当にありがたい」

「いろんなこだわりが詰まったものになりますので、是非是非たくさんご覧ください」

 

「忙しい中頑張って作ったものが皆さんに届いて、ちゃんと伝わってるのが今日のリリイベで痛いほど伝わって、頑張ってよかったなと思います」

「この話を受けて、改めてMVや歌を聞いていただけたら違う楽しみ方ができるんじゃないかと思いますので、是非是非これからも『ササクレ』を愛していただけたらなと思います!」

「またね!」

 

●感想

まずはササクレのMVのお話の【話すよ】について。

歌詞考察はしていたもののここの繋がりは思いついていなかったので、言及されたときに衝撃が走りました。

リリイベ後に改めてMV見返して、表情や目線の移り変わりに唸っています。

 

あと印象的だったのはセトリ論のお話。

やはりツアーはツアーならではな意図があり、大事な曲も位置を考えられているということで

ここらは先日のMAKEOVER上映会でもお話されていました。

今回あまり気を張らずに音を楽しんで欲しいというお話を聞いたことでより一層今度のベストナンが楽しみになってきました。

特にファーストプロットなんかはツアー中だと聴き入ってしまいがちなので選ばれてたら嬉しいですね。

 

ご一読ありがとうございました!