入院した次の日に、 胸水を抜く手術を受けた。
溜まっていたのは、肺の内壁と外壁の間。
手術と言っても、空き部屋を使って、椅子に座って行われる。30分くらいで終わり、部屋を出てきたときには脇腹からチューブがでていて、少しずつ出てきた水を計量できるようになっている。無理には抜かず、重力や内臓の回復に任せて抜く感じ。
毎日の排出量をチェックし、水の成分を調べて、がん性かどうか、原因を診断するらしい。
父の場合は、最初の2日で1.2リットルくらい出たが、増えることはなく、がん性のものでもなかった。抜けると呼吸時の痛みも全くなくなった。
気づかないうちに肺炎か何かに罹患し、炎症箇所から水分が滲み出したのではないか、という見立て。
少し長めに3週間入院した。後半、管を抜いてからは、リハビリとして近くの公園に散歩にも出かけ、だいぶ元気になって帰ってきた。